こんにちは。エバーグリーン編集部の愛垣です。
6月に入り、青梅が手に入る季節になりました。
「梅は三毒を断ち、その日の難を逃れる」ということわざをご存じですか。梅の健康への効果を表したことわざですが、実際にはどのような効果があるのでしょうか。
梅の健康効果
まずは、「疲労回復」です。梅に含まれるクエン酸が、疲労の原因物質となる乳酸を分解し、エネルギーを生み出すクエン酸サイクルの活動を活発にすることで代謝を高めることができます。そのため、疲労からの早い回復を望めるのです。
また、梅に含まれる酸には、優れた抗菌効果があることが知られています。お弁当によく入れられているのは、ご飯を腐りにくくするためなのですね。
さらに、梅に含まれるミネラルのなかのカリウムは、むくみの解消に効果があったり、唾液の分泌を促進し消化を助けてくれたりします。
手軽に作れる梅シロップ
梅は、飲み物でも有効な成分を摂れると聞いた私。料理があまり得意でないので、毎年、梅シロップを作っています。そんな私が、ほぼ失敗しない梅シロップの作り方のポイントをご紹介します。
青梅と砂糖の割合は、1:1。
少々甘めですが、発酵したりカビが発生したりするなどの失敗が少なくなります。
使用する梅は傷のないものを。
傷から発酵がはじまるので、傷のない梅を使いましょう
砂糖は氷砂糖でも白糖でもどちらでも。
砂糖が溶けるまで瓶ごとよく振ると失敗が少ないようです
実を取り出すのは、1ヶ月程度経ってから。
実が腐敗したり発酵したりするのを防止すためです。
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