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2020年9月17日

[ホツツジ]秋の山歩きを楽しくさせるホツツジ|ツツジ科ホツツジ属|エバーグリーン

夏真っ盛りですが、少し先きの秋の気配を感じさせる花などを紹介します。

第1弾は、近場の山で見かけるちょっとツツジらしからぬ「ホツツジ」を紹介します。ツツジ科ホツツジ属の落葉低木で、高さは1〜2mになります。北海道(南部)から本州、四国、九州に分布し、岩の多い山地に生えます。

ホツツジ 赤みを帯び無毛の若枝

ホツツジ 赤みを帯び無毛の若枝

 

淡紅白色の巻くように反り返った花弁

淡紅白色の巻くように反り返った花弁

 

ツツジの仲間は早春から初夏までに花期を迎えますが、ホツツジは晩夏から秋です。写真でおわかりのように、若枝は赤みを帯び無毛でツルツルしています。葉は長さ2〜7cm、幅1〜3cmの楕円形で先は尖り下部はくさび形をしており、葉柄は1〜2mm程度です。側脈は4〜5対です。

花期は8月〜10月中旬ですが、山梨県の山では8月下旬からが見ごろになります。枝先に総状花序を伸ばし、2枚目の写真にあるように淡紅白色の巻くように反り返った花弁が特徴です。3つに裂けた花弁の長さは7〜8mmで狭長楕円形をしています。実は9月中旬〜11月に付きます。下の3枚目の写真で、花の左右にあるのが実です。

花の左右にある実

花の左右にある実

 

山でホツツジの花を見かけると、秋が近づいて来たという感覚が湧いてきます。ホツツジの葉はきれいに紅葉しますので、秋の山歩きの楽しみの一つでもあります。また、花には淡い香りがあり、若枝や葉の触感が一風変っていますので、見た目だけでない楽しみ方も試してみてください。新しい山と自然の発見があると思いますよ!

 

山梨市森林セラピー推進協議会 森林セラピスト / 四十物治夫(あいものはるお))


 

花の左右にある実