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2020年5月17日

[ガーデニング]美味しく! 楽しく! ベランダガーデニング~パート3~|エバーグリーン

2011年、メイツ出版より出版された筆者監修の『ベランダ菜園 おいしい野菜づくりのポイント70』が、この春『ベランダで楽しむ! おいしいコンテナ野菜づくり 成功のポイント70』としてリニューアルされます。

そこで、お家生活をもっと楽しくするために、ベランダやテラス、窓辺でもラクラクスタートすることができるベランダガーデニングのテクニックを本書からの抜粋などもプラスしてさらにわかりやすくお伝えします。参考にしてくださいね。

 

とにかくすぐにスタートしたい! そんなときは袋栽培からトライを

ホームセンターやスーパーの店頭、インターネットなどでもゴールデンウイーク時期には野菜苗が販売されています。トマトナスなどの苗は4月の初旬ぐらいから売られはじめていることもあり、今からでは遅いのでは……と思うかもしれませんが、実は夏野菜は気温が安定してからのほうがスクスクと育ちます。そのため、温室や室内栽培ではないならゴールデンウィーク明けに購入して植え付けることをおすすめします。

しかし、苗だけ購入しても土やコンテナ(鉢)がないと野菜は育てることができません。そこで、失敗なく育てるウラ技をご紹介しましょう。それは、袋栽培です。

購入した土袋の上部をカットし、そのまま購入した苗を植え付けるだけでOK。土袋には小さな穴があるため穴をあける必要はありませんが、排水が心配なら下部をカットしてもいいでしょう。ナス、トマト、ゴーヤーピーマンなら14~15Lサイズの土袋を縦置きに使って1苗を基準に植え付けるといいでしょう。成長に合わせて支柱やネットを使うこともお忘れなく。

袋でもスクスク

袋でもスクスク

 

ベランダガーデニングで使いたいおすすめの土は?

ベランダに限らず、ガーデニングをスタートするときに悩みがちなのが土。そこで知っておきたいのが、土の役割です。植物にとっての土は、人間生活にたとえるなら食と住。ようは土は植物を支え、植物に対して必要な栄養を供給する場所だと思ってください。そのため一番大切なことは「清潔」であること。

次に養分(肥料)ですが、培養土、植物の土、野菜の土、〇〇の土のネーミングで販売されている場合には、植物が育つために必要な肥料が配合されていますのでそのままで大丈夫です。反対に、さらに肥料を入れるとトラブルになるので注意が必要です。最近は、育てる植物に合わせた肥料入りの土が数多くありますので、育てたい植物に合わせて土を購入するといいでしょう。

育てる植物の名前で

育てる植物の名前で

いろいろな土が市販されています

いろいろな土が市販されています

 

初心者向けベランダ菜園で育てやすい植物は?

おすすめは『ミニトマト』です。大型や中型のトマトももちろん育てられますが、育てやすさ、収穫量の多さを考えるとミニトマトが一番です。最近は赤だけではなく、黄色や紫などカラフルな色合いのトマトや、キュートな形状のものなどもあります。

緑のカーテンとして知られるのが『ゴーヤー(ニガウリ)』ですが、『オカワカメ(雲南百薬草)』もいいでしょう。南アフリカが原産とされているこの植物はツルムラサキ科のツル性で、葉とむかごを食べることができます。栄養価も高く、夏の青野菜不足の解消にもいいでしょう。そして『アピオス』。マメ科の植物で地下茎が食材になりますが、美しい花も魅力です。

ほかにほったらかしで育てたいなら『ニラ』。とても強く一度植えると数年は春になると芽をふきます。

ミニトマト いろいろな品種あり

ミニトマト いろいろな品種あり

オカワカメ

オカワカメ

アピオス

アピオス

 

ちょっとしたスペースガーデニング。自分で育てると安心して食べることもできますよね。また、ハーブ類や香草類は少し育てておくことで食卓の彩りを豊かにしてくれるのでおすすめです。

ハーブ タイム

ハーブ タイム

 

(グリーンアドバイザー ふじえりこ)

袋でもスクスク