植物図鑑
コウゾ
コウゾ属
コウゾ
学名:
Broussonetia kazinoki × Broussonetia papyrifera
〔基本情報〕落葉低木~高木。
栽培されるか、人家近くの林内でみられます。
ヒメコウゾとカジノキの雑種で両者の中間的な性質を示します。
栽培されているものではカジノキに近いものが多くみられ、雌雄異株です。
若い枝の毛は少なく、葉は互生する単葉で、形はカジノキに似ます。
葉の表面はカジノキほどではありませんがざらつきます。
葉の縁には多数の鋸歯があります。
托葉は披針状の長楕円形です。
ほとんど果実はつきません。
ヒメコウゾに近いものは雌雄同株です。
若い枝の毛は多く、葉は互生する単葉で、形はヒメコウゾに似て幅の広い広卵形、裏面に毛が多くはえます。
葉柄は長さ1~2cmほどです。
花序は若い枝の葉腋に1個ずつつきます。
雄花序は円筒形で、多数の小さな雄花がつきます。
雄花は4個の花被片と4本の雄しべからなります。
雌花序は径1cmの球形で、多数の小さな正常な雌花と不稔の雌花がつきます。
雌花は4個の花被片と1本の雌しべからなります。
〔利用〕繊維が強靭で、和紙の原料とします。
〔栽培〕増殖は実生、挿木、根挿しによります。
強健で土質は特に選びませんが、日向~半日陰であまり乾燥しないところを好みます。
栽培は容易です。
名前
コウゾ
生活型
低木、小高木、高木
常緑・落葉
落葉
広葉・針葉
広葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
花咲く季節
5月、6月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
形状
直立、分枝
草丈・樹高
葉の形
単葉(不分裂葉)、分裂葉
葉の生え方
互生
縁の形
鋸歯
葉の特記事項
花のつき方
花弁の数
4
花の色
花径
花序の長さ
実の色
葉の色
緑
種苗の入手難易度
低
種苗の入手形態
苗
苗の流通時期
繁殖方法
種、挿木
日照条件
日向、半日陰
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
用途適性
公園・庭園
ハーディネスゾーン
病害
虫害
香り
味覚
食用
毒性
有用
その他クラフト
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
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