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植物図鑑

クマヤナギ

クマヤナギ属 クマヤナギ
学名: Berchemia racemosa var. racemosa

〔基本情報〕
丘陵地や山地でみられる落葉つる性低木。
若い枝は黄緑色で、横枝は直角に広く開きます。
葉は互生する単葉で、長さ4~6cm、幅2~4cmの卵形~長楕円形で、7~8対の羽状の側脈がめだちます。
葉の裏面は白色を帯びます。
葉の縁は全縁です。
葉柄は長さ0.7~1.5cmです。
葉は秋に黄葉します。
花は黄緑色の5弁花で、小さく、枝先の大きな花序に多数つきます。
果実は長さ0.5~0.7cmの楕円形の核果で、翌年の夏に熟し、黄色から赤と変化し、最後に黒くなります。
果実と花が同時にみられます。

〔利用〕
果実は甘みがあり、食べられます。
若葉も食べられます。
茎葉は薬用にされます。
つるはかつて馬の鞭や輪かんじきの材料にされました。

〔栽培〕
増殖は実生、挿木によります。
日向~半日陰で水はけがよい土壌を好みます。
水やりは春~秋は土の表面が乾いたらたっぷりと与え、冬も完全に土が乾かないようにします。
施肥は元肥を施せば特に必要ありませんが、春先に有機質の肥料を施してもよいです。
病虫害は特にありません。

名前
クマヤナギ(熊柳)、クロガネカズラ(黒鉄葛)、クマフジ(熊藤)、イボタヤナギ、トウヅラ、トンヅラ、クマコヅル、paniculous supplejack
生活型
つる性木本
常緑・落葉
落葉
広葉・針葉
広葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
2月、3月
花咲く季節
7月、8月
実のなる季節
7月、8月
葉の鑑賞期間
10月、11月
分布または原産地
日本(北海道~九州)
形状
つる
草丈・樹高
葉の形
単葉(不分裂葉)
葉の生え方
互生
縁の形
全縁
葉の特記事項
花のつき方
花弁の数
5
花の色
花径
花序の長さ
実の色
赤、黄:その他
葉の色
黄、緑
種苗の入手難易度
種苗の入手形態
苗の流通時期
繁殖方法
種、挿木
日照条件
日向
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
耐寒性
用途適性
盆栽、鉢植
ハーディネスゾーン
6a〜6b
病害
虫害
香り
味覚
甘味
食用
実、葉
毒性
有用
薬用、食用、その他クラフト
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
指定植物
日本固有種
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
22316
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