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植物図鑑

ウラジロノキ

アズキナシ属 ウラジロノキ
学名: Aria japonica

〔基本情報〕
山地~亜高山の尾根近くなど日当たりのよい場所でみられ、高さ20mにもなる落葉高木。
1年目の枝には白色の綿毛が密にはえますが、2年目にはほぼ無毛となり紫黒色です。
葉は互生する単葉で、長さ6~12cm、幅4~9cmの卵円形~広倒卵形です。
側脈は8~11対あってよくめだち、ほぼ直線状に鋸歯の先端までのび、裏面に凸出します。
葉の裏面には白色の綿毛が密にはえ、落ち葉でも白さがめだちます。
葉の縁には大きな三角状の重鋸歯があります。
葉柄は長さ1~2cmで白色の綿毛が密にはえます。
葉は秋に黄葉します。
短枝の先に複散房花序を出し、花序には白色の綿毛が密にはえます。
花は径1~1.5cmで白色の5弁花です。
花弁は円形で平開します。
雄しべは20個、花柱は2本あります。
果実は長さ0.9~1.4cm、幅0.8~1.1cmで倒卵状楕円形のナシ状果で、赤く熟し、皮目がめだちます。

〔利用〕
材は堅く、建築、家具材、器具材にされます。

〔栽培〕
増殖は実生、挿木によります。
日当たりと水はけのよい肥沃な土壌を好みます。
強い西日を嫌います。
水やりは鉢植えの場合は土の表面が乾いたらたっぷりと与え、地植えの場合は夏に晴天が続いて乾燥しないかぎりは降雨にまかせます。
施肥は寒肥として有機質の肥料を株の周りに施します。
病虫害は特にありません。

名前
ウラジロノキ(裏白木)
生活型
高木
常緑・落葉
落葉
広葉・針葉
広葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
11月、12月、1月、2月、3月
花咲く季節
5月、6月
実のなる季節
10月、11月
葉の鑑賞期間
10月、11月
分布または原産地
日本(本州、四国、九州)
形状
直立
草丈・樹高
20000mm
葉の形
単葉(不分裂葉)
葉の生え方
互生
縁の形
重鋸歯
葉の特記事項
花のつき方
複散房花序
花弁の数
5
花の色
花径
10〜15
花序の長さ
実の色
赤、橙
葉の色
黄、緑
種苗の入手難易度
種苗の入手形態
苗の流通時期
繁殖方法
種、挿木
日照条件
日向
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
用途適性
盆栽、公園・庭園
ハーディネスゾーン
5a〜9b
病害
虫害
香り
味覚
食用
毒性
有用
その他クラフト
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
指定植物
日本固有種
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
55013
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