植物図鑑
ヒメキンミズヒキ
キンミズヒキ属
ヒメキンミズヒキ
学名:
Agrimonia nipponica
〔基本情報〕山地の林や谷筋などにはえる多年草。
高さ80cmほどになるものもあります。
肥厚した根茎をもちます。
全体に毛が少なく、茎は細く、まばらに枝分かれします。
葉は互生し、3~5小葉からなる奇数羽状複葉です。
小葉は楕円形~倒卵形で先はあまり尖らず、縁に丸みのある鋸歯があります。
葉の裏面には不明瞭な白い腺点があります。
茎先に総状花序を出し、まばらに花をつけます。
花は径5~7mmで黄色い5弁花です。
花弁は長さ3~4mm、幅1~1.2mmの長楕円形です。
雄しべは5~8本と少ないです。
萼筒は倒円錐形で、裂片はそり返り、脈上に伏した毛がはえます。
果時の萼筒は長さ2mm、径2~3mmと小さいです。
萼筒には長さ2mmのかぎ状の刺が少数あり、内側に曲がります。
果実は痩果です。
〔備考〕キンミズヒキは小葉数が5~9小葉と多く、小葉の先がとがり、花が径6~11mmと大きく、花弁は幅広く、雄しべも8~15本と数が多いことで区別できます。
名前
ヒメキンミズヒキ(姫金水引)
生活型
多年草
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
キンミズヒキ
植え付け(または播種)季節
花咲く季節
8月、9月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
日本(北海道西部・南部~屋久島)、済州島
形状
草丈・樹高
800mm
葉の形
奇数羽状複葉
葉の生え方
互生
縁の形
鋸歯
葉の特記事項
花のつき方
総状花序
花弁の数
5
花の色
黄
花径
5〜7
花序の長さ
実の色
葉の色
緑
種苗の入手難易度
種苗の入手形態
苗の流通時期
繁殖方法
日照条件
水分の必要性
土の必要性
土壌酸度
耐候性
用途適性
ハーディネスゾーン
病害
虫害
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
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