植物図鑑
タヨウハウチワマメ
ハウチワマメ属
タヨウハウチワマメ
学名:
Lupinus polyphyllus
〔基本情報〕
高さ1.5mほどになる多年草。
耐暑性が弱いため、暖地では一年草として扱います。
果実以外はほぼ無毛となります。
茎は直立します。
葉は互生し、長さ9~17cm、幅3~15cmの掌状複葉で、9~18個の小葉がつきます。
小葉は披針形です。
長い葉柄があります。
茎先に長さ60cmほどの総状花序が直立し、密に花がつきます。
花は蝶形花で、花色は青~ピンク色ですが、様々な色の園芸品種があります。
果実は豆果で表面に毛がはえます。
〔栽培〕
増殖は実生によります。
直根性で移植を嫌うので直播するか、ポットに播いて早春に植え替えます。
寒冷地ではよく育って毎年花を咲かせますが、暖地では一年草として扱われます。
日当たりと水はけ、水もち、通気性がよい肥沃な土壌を好みます。
酸性土壌を嫌います。
水やりは鉢植えの場合は土の表面が乾いてからたっぷりと与えます。
過湿を嫌いますが、乾きすぎても葉が黒くなって落葉することがあります。
施肥は元肥として有機質の肥料を施し、春に緩効性化成肥料を追肥します。
チッ素分の多い肥料は、茎葉が間延びして、花つきも悪くなります。
花穂が全て咲き終わったら花茎の根元で切ると、二番花が楽しめます。
病虫害としては菌核病、白絹病、シンクイムシ、アブラムシなどがあります。
名前
タヨウハウチワマメ(多葉羽団扇豆)、シュッコンルピナス、ルピナス、ノボリフジ(昇藤)、タチフジソウ(立藤草)、large-leaved lupine、big-leaved lupine、many-leaved lupine、garden lupin
生活型
一年草、多年草
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
9月、10月、11月
花咲く季節
4月、5月、6月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
北アメリカ(アラスカ、カナダ・ブリティッシュコロンビア州~アメリカ・カリフォルニア州)
形状
草丈・樹高
1500mm
葉の形
掌状複葉
葉の生え方
互生
縁の形
葉の特記事項
花のつき方
総状花序
花弁の数
花の色
赤、青、紫、桃、白
花径
花序の長さ
600
実の色
葉の色
緑
種苗の入手難易度
低
種苗の入手形態
種子、苗
苗の流通時期
繁殖方法
種
日照条件
日向
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
土壌酸度
アルカリ性、中性
耐候性
非耐暑性
用途適性
鉢植、花壇、切花、公園・庭園、法面緑化、コンテナ、ベランダ、ハンギングバスケット
ハーディネスゾーン
病害
菌核病、白絹病
虫害
シンクイムシ、アブラムシ
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
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