植物図鑑
ジャケツイバラ
ジャケツイバラ属
ジャケツイバラ
学名:
Caesalpinia decapetala var. japonica
〔基本情報〕
河原や野原などでみられる高さ2~3mの落葉低木または長さ10mまで伸びる落葉つる性木本。
枝は長く伸びて、下向きの刺があります。
葉は互生し、6~16個の羽片からなる2回偶数羽状複葉で、羽片には5~12対の小葉がつきます。
小葉は長さ1~2.5cm、幅0.5~1cmで、先がまるく、裏面は白色を帯びます。
葉の軸や葉柄に下向きの刺があります。
枝先に長さ20~30cmの偽総状花序を出し、径2.5~3cmで黄色の5弁花をつけます。
花弁のうち上側の1個はやや小さく、赤い模様があります。
雄しべは赤色です。
果実は豆果で、長さ7~10cm、幅3cmの扁平な長楕円形です。
豆果には刺や毛はありません。
種子は長さ1cmの楕円形で黒褐色です。
〔利用〕
種子は有毒ですが、薬用にされます。
〔栽培〕
増殖は実生、挿木によります。
日当たりと水はけのよい場所であれば土質を選ばず、よく育ちます。
日当たりが悪いと花つきが悪くなります。
水やりは降雨にまかせます。
施肥は特に必要ありません。
病虫害は特にありません。
〔備考〕
枝が絡み合って繁る様子を、とぐろを巻いた蛇に例えた名とされます。
名前
ジャケツイバラ(蛇結茨)
生活型
低木、つる性木本
常緑・落葉
落葉
広葉・針葉
広葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
2月、3月、10月、11月
花咲く季節
4月、5月、6月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
日本(本州:宮城県・山形県以西、四国、九州、琉球)、朝鮮、中国、東南アジア、インド、ヒマラヤ
形状
分枝、つる
草丈・樹高
葉の形
葉の生え方
互生
縁の形
葉の特記事項
花のつき方
偽総状花序
花弁の数
5
花の色
黄
花径
25〜30
花序の長さ
200〜300
実の色
葉の色
緑
種苗の入手難易度
低
種苗の入手形態
苗
苗の流通時期
繁殖方法
種、挿木
日照条件
日向
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
用途適性
公園・庭園
ハーディネスゾーン
病害
虫害
香り
味覚
食用
毒性
有用
薬用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
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