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植物図鑑

ズダヤクシュ

ズダヤクシュ属 ズダヤクシュ
学名: Tiarella polyphylla

〔基本情報〕ブナ林~亜高山帯の針葉樹林内でみられる高さ10~40cmの多年草。
やや横に這う根茎をもちます。
葉には根出葉と茎葉があり、根出葉には長さ2~12cmの葉柄があり、腺毛が密にはえます。
茎につく葉は互生し、葉柄は短いです。
根出葉・茎葉とも心円形~広卵形で、浅く5裂し、掌状の脈があります。
葉の表面と裏面の脈上に毛がはえます。
葉の縁には鋸歯があります。
総状花序に数個~25個の花をつけます。
花柄には腺毛がはえます。
花は白色の5弁花で、花弁は針状です。
白色で鐘形の花弁のように見えるのは萼です。
雄しべは10個で、長く花の外に突き出ます。
果実は蒴果で、長さが違う2個の心皮をもち、下側の長い心皮が水滴を受けると、中の種子をはね飛ばす仕組みになっています。

〔利用〕民間薬として咳止めに利用されてきました。

〔栽培〕増殖は実生によります。
半日陰~日陰で水はけがよく、肥沃な土壌を好みます。
地植えの場合は落葉樹の下に植えるとよいです。
水やりは鉢植えの場合は土の表面が乾いたらたっぷりと与え、地植えの場合は夏に晴天が続いてひどく乾燥しないかぎりは降雨にまかせます。
施肥は春と秋に緩効性化成肥料を置き肥します。
病虫害は特にありません。

〔備考〕「ズダ」は長野県木曾地方の方言とされ喘息をあらわす言葉で、咳止めとして利用されていたことからこの名がつきました。

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名前
ズダヤクシュ(喘息薬種)
生活型
多年草
生活様式
地生
花咲く季節
6月、7月、8月
分布または原産地
日本(北海道、本州:近畿地方以東、四国)、鬱陵島、台湾、中国、ヒマラヤ
草丈・樹高
100〜400mm
葉の形
分裂葉
葉の生え方
互生、根生
縁の形
鋸歯
花のつき方
総状花序
花弁の数
5
花の色
葉の色
種苗の入手難易度
種苗の入手形態
繁殖方法
日照条件
半日陰、日陰
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
耐候性
耐寒性
用途適性
盆栽、鉢植、公園・庭園
有用
薬用
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