植物図鑑
アザミゲシ
アザミゲシ属
アザミゲシ
学名:
Argemone mexicana
〔基本情報〕高さ30~60cmほどになる一年草。
原産地では乾燥地帯に分布します。
茎や葉を傷つけるとオレンジ色の汁が出ます。
葉は互生する単葉で、茎の下部の葉は羽状に中裂し、上部の葉は浅く裂けます。
葉には脈に沿って白い模様があります。
葉の縁には鋭く強い刺があります。
茎の上方につく葉は基部が茎を抱きます。
茎の先に花を単生させます。
花は径7cmほどで、黄色の4~6弁花です。
花弁は散りやすいです。
雄しべは多数あり、柱頭は放射状に広がります。
萼には鋭い刺状の突起があります。
果実は蒴果で刺があります。
〔来歴〕江戸時代末期に渡来しました。
〔利用〕種子を薬用として利用します。
原産地では伝統的に全草を薬として用います。
〔栽培〕増殖は実生によります。
こぼれダネでよく増えます。
直根性で移植を嫌うので、直播します。
日当たりと水はけのよい乾いた場所を好みます。
乾燥に強く、高温多湿に弱いので、土が乾いてから水を与えます。
病虫害は特にはありません。
〔備考〕葉がアザミに似るケシなのでこの名があります。
名前
アザミゲシ(薊罌粟)、Mexican poppy、Mexican prickly poppy、flowering thistle、cardo、cardosanto
生活型
一年草
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
花咲く季節
6月、7月、8月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
メキシコ
形状
草丈・樹高
300〜600mm
葉の形
分裂葉
葉の生え方
互生
縁の形
刺状
葉の特記事項
花のつき方
単生
花弁の数
4、6
花の色
黄
花径
70
花序の長さ
実の色
葉の色
緑、白
種苗の入手難易度
低
種苗の入手形態
種子、苗
苗の流通時期
繁殖方法
種
日照条件
日向
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
耐乾性
用途適性
鉢植、花壇
ハーディネスゾーン
病害
虫害
香り
味覚
食用
毒性
有用
薬用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
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