植物図鑑
コウトウシラン
コウトウシラン属
コウトウシラン
学名:
Spathoglottis plicata
〔基本情報〕日当たりのよい草地でみられる高さ1mになる多年草。
偽鱗茎は広円錐形です。
葉は数枚が根生し、長さ30~120cmの披針形で、表面に縦じわがめだちます。
総状花序を出し、5~25個の花をやや密につけます。
花は径2.5~3cmで、萼片と側花弁は長楕円形、唇弁は3裂して、基部に一対の黄色い突起があります。
花色はふつう藤色~青紫色ですが、白色やピンク色もあります。
〔栽培〕増殖は株分けと実生によります。
日当たりと水はけのよい場所を好みます。
冬期の最低気温は10℃以上を保つようにします。
亜熱帯~熱帯地域では環境が合えば放任でも良く育ち、周年開花します。
水やりは鉢植えの場合は春~秋は土の表面が乾いたらたっぷりと与え、冬は乾かし気味に管理します。
地植えの場合は降雨にまかせます。
肥料は元肥のほか、春~秋には月に1~2回液肥を与え、緩効性化成肥料を置き肥します。
病虫害としてハダニ、ナメクジがあります
名前
コウトウシラン(紅頭紫蘭)、Philippine ground orchid、Philippine orchid、large purple orchid
生活型
多年草
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
4月、5月
花咲く季節
5月、6月、7月、8月、9月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
日本(石垣島、西表島)、熱帯アジア~オセアニア
形状
草丈・樹高
1000mm
葉の形
単葉(不分裂葉)
葉の生え方
根生
縁の形
葉の特記事項
花のつき方
総状花序
花弁の数
6
花の色
紫、桃、白
花径
25〜30
花序の長さ
実の色
葉の色
緑
種苗の入手難易度
低
種苗の入手形態
苗
苗の流通時期
繁殖方法
種、株分け
日照条件
日向
水分の必要性
乾燥、普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
耐暑性、非耐寒性
用途適性
鉢植、花壇、公園・庭園
ハーディネスゾーン
病害
虫害
ハダニ、ナメクジ
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
VU:絶減危惧II類
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
70141
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