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植物図鑑

サツマチドリ

ウチョウラン属 サツマチドリ
学名: Ponerorchis graminifolia var. micropunctata

〔基本情報〕
山地の湿った岩壁にはえる高さ7~20cmの多年草。
葉は2~3枚が互生する単葉で、長さ7~12cm、幅0.3~0.8cmの線形、全縁です。
葉の基部は鞘となって茎を抱きます。
茎先に総状花序を出し、数個~20個の花を密につけます。
花は紅紫色~淡紅色で、側萼弁は反り返らず、唇弁は深く3裂して赤紫色の細かい斑点があります。
花の後ろに細く短い距があります。

〔栽培〕
増殖は実生、分球によります。
半日陰で風通しがよく、水はけのよい土壌を好みます。
水やりは春~秋は土の表面が乾いたらたっぷりと与え、冬の休眠中は控えめにします。
施肥は初夏に緩効性化成肥料を少量置き肥し、秋に薄めた液肥を月1~2回与えます。
病虫害としてはウイルス病、アブラムシがあります。
ウイルス病は定期的に殺菌剤を散布して予防します。

名前
サツマチドリ(薩摩千鳥)
生活型
多年草
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
2月、3月
花咲く季節
6月、7月、8月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
日本(九州:鹿児島県下甑島)
形状
草丈・樹高
70〜200mm
葉の形
線形
葉の生え方
互生
縁の形
全縁
葉の特記事項
花のつき方
総状花序
花弁の数
6
花の色
紫、桃
花径
花序の長さ
実の色
葉の色
種苗の入手難易度
種苗の入手形態
苗の流通時期
繁殖方法
種、株分け
日照条件
半日陰
水分の必要性
乾燥、普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
用途適性
鉢植
ハーディネスゾーン
病害
ウイルス病
虫害
アブラムシ
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
指定植物
EN:絶滅危惧IB類、日本固有種
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
70124
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