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植物図鑑

ツチアケビ

ツチアケビ属 ツチアケビ
学名: Cyrtosia septentrionalis

〔基本情報〕落葉樹林内やササ薮内でみられる高さ50~100cmの地生ランで、菌従属栄養植物。
太く、横に長く這う根茎をもちます。
根茎には鱗片葉がつきます。
地上に光合成を行う葉をもたず、養分は共生菌であるナラタケに依存します。
茎は黄色で、直立して太く、まばらに鱗片葉がつきます。
茎の上部に複総状花序を出し、多くの花をやや密につけます。
花は径2.5~3cmで黄褐色、半開きとなります。
萼片と側花弁は長楕円形です。
唇弁は広卵形で厚みがあり、縁が細かく分裂します。
果実は長さ6~10cm、幅1.5~3cmで長楕円形の液果で、多肉質です。
果実は熟すにつれて垂れ下がり、茎とともに赤く色づきます。
果実は熟しても裂開しません。

〔利用〕果実を民間薬として利用します。

〔備考〕土から出てアケビのような実がつくことが名の由来です。

名前
ツチアケビ(土通草)、ヤマシャクジョウ(山錫杖)、ヤマノカミノシャクジョウ(山の神の錫杖)
生活型
菌従属栄養植物
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
菌従属栄養
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
花咲く季節
6月、7月、8月
実のなる季節
9月、10月
葉の鑑賞期間
分布または原産地
日本(北海道~九州)
形状
草丈・樹高
500〜1000mm
葉の形
葉の生え方
縁の形
葉の特記事項
花のつき方
花弁の数
6
花の色
黄、茶
花径
25〜30
花序の長さ
実の色
葉の色
種苗の入手難易度
種苗の入手形態
苗の流通時期
繁殖方法
日照条件
水分の必要性
土の必要性
土壌酸度
耐候性
用途適性
ハーディネスゾーン
病害
虫害
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
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