植物図鑑
フリチラリア ペルシカ
バイモ属
フリチラリア ペルシカ
学名:
Fritillaria persica
〔基本情報〕
原産地では岩の多い斜面に自生している高さ0.3~1mになる多年草。
球形~扁球形の鱗茎をもちます。
茎は直立して、太く、丈夫です。
葉は互生する単葉で、多数が密につき、長さ12.5cm以下の披針形~広披針形となり、灰緑色を帯び、両端はとがって無柄、しばしばねじれます。
茎先に長さ30cmほどの総状花序を出し、20~40個の花が密につき、下向きに咲きます。
花は長さ2cmほどの鐘形の6弁花で、濃い紫色~緑褐色です。
果実は蒴果です。
〔栽培〕
増殖は分球によります。
日当たりと水はけのよい腐植質に富んだ土壌を好みます。
高温多湿に弱いので、花後は半日陰で風通しの良い涼しい場所に移動させます。
地植えの場合は落葉樹の下などに植えつけるとよいです。
球根を掘り上げて夏越しさせる場合は、地上部が枯れたら掘り上げ、乾燥しないようにピートモスなどに埋めて涼しい場所に保管します。
水やりは生育期間中は土の表面が乾いたらたっぷりと与え、休眠中は球根が乾かない程度に潅水します。
施肥は花後にお礼肥として緩効性化成肥料を施します。
病虫害としてはアブラムシがあります。
名前
フリチラリア ペルシカ、Persian lily
生活型
多年草
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
9月、10月、11月
花咲く季節
4月、5月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
西アジア(トルコ、シリア、イラク、イラン、レバノン、ヨルダン、イスラエル、キプロス)
形状
草丈・樹高
300〜1000mm
葉の形
単葉(不分裂葉)
葉の生え方
互生
縁の形
全縁
葉の特記事項
花のつき方
総状花序
花弁の数
6
花の色
緑、茶、紫
花径
花序の長さ
300
実の色
葉の色
緑
種苗の入手難易度
低
種苗の入手形態
球根
苗の流通時期
繁殖方法
球根
日照条件
日向、半日陰
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
用途適性
鉢植、花壇、公園・庭園、コンテナ
ハーディネスゾーン
5a〜8b
病害
虫害
アブラムシ
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
23066
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