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植物図鑑

チェッカーベリー

シラタマノキ属 チェッカーベリー
学名: Gaultheria procumbens

〔基本情報〕
高さ10~15cmの常緑小低木。
地中を這う根茎から、枝が立ち上がります。
葉は互生する単葉で、長さ2~5cm、幅1~2cmほどの卵形~楕円形となり、質が厚く、葉の縁には小さな鋸歯があります。
葉は冬に赤みを帯びます。
茎の上部の葉腋に1~3個の花がつきます。
花は下向きに咲き、鐘形で、白色またはややピンク色を帯びます。
葯の上端には2個の芒があります。
果実は蒴果ですが、萼が肥大して果実を包み、径0.6~0.9cmで球形の液果状となり、赤色です。

〔利用〕
サリチル酸メチルを含み、薬用やハーブティーとして利用されます。
抽出物がお茶、キャンディー、医薬品、チューインガムなどの風味づけに使用されます。

〔栽培〕
増殖は実生、株分け、挿木によります。
半日陰で風通しのよい環境と、水はけがよく適度に湿った弱酸性の土壌を好みます。
冷涼な気候を好み、高温多湿や夏の直射日光、冬の乾いた寒風は避けるようにします。
水やりは土の表面が乾いたら与え、高温多湿にならないよう注意し、夏は気温の下がる夕方以降に与えるようにします。
冬も極端に乾燥しないようにします。
施肥は春と秋に緩効性化成肥料や有機質の肥料を置き肥するか、液肥を週に1回与え、真夏に肥料が残らないようにします。
病虫害は特にありません。

名前
チェッカーベリー、ヒメコウジ(姫柑子)、オオミコウジ(大実柑子)、ゴールテリア、ウインターグリーン、wintergreen、checkerberry、eastern teaberry、American wintergreen、boxberry
生活型
低木
常緑・落葉
常緑
広葉・針葉
広葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
3月、4月、10月、11月
花咲く季節
6月、7月
実のなる季節
11月、12月、1月、2月、3月
葉の鑑賞期間
分布または原産地
北アメリカ東部
形状
匍匐
草丈・樹高
100〜150mm
葉の形
単葉(不分裂葉)
葉の生え方
互生
縁の形
鋸歯
葉の特記事項
花のつき方
花弁の数
花の色
桃、白
花径
花序の長さ
実の色
葉の色
種苗の入手難易度
種苗の入手形態
苗の流通時期
繁殖方法
種、挿木、株分け
日照条件
半日陰
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
土壌酸度
中性、酸性
耐候性
耐寒性
用途適性
グラウンドカバー、鉢植、コンテナ、苔玉
ハーディネスゾーン
3a〜8b
病害
虫害
香り
味覚
食用
毒性
有用
薬用、飲用、精油
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
48537
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