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植物図鑑

カロライナツユクサ

ツユクサ属 カロライナツユクサ
学名: Commelina caroliniana

〔基本情報〕
水田の畔や用水路脇、湿り気のある道端などでみられる一年草。
茎は地を這って、節から根を出して広がります。
葉は互生する単葉で、長さ2.5~10.5cm、幅0.7~2.4cmの被針形~卵状被針形で全縁、無毛です。
葉の基部は鞘状に茎を包みます。
茎先に2つに折れた舟形の苞をつけ、その中に集散花序をつけます。
苞は長さ1.2~3cm、幅0.5~1cmほどで鎌形にはならず、縁は合着せず、先は次第に長くとがり、ふつう縁に長い毛がはえます。
花は1つずつ苞の外に出て咲き、花弁は3個あり淡青色で半円形です。
花柄は0.6~2.3cmです。
果実は蒴果で3室に分かれ5個の種子が含まれます。
種子は濃い褐色で長さ2.4~4.3mm、幅2~2.3mm、表面は滑らかでかすかにハニカム状にくぼみ、粉を吹いた質感です。
種子の端には小さな付属体(エライオソーム)がつきます。

〔来歴〕
2010年以降、九州を中心に暖地で帰化が確認されていますが、シマツユクサとよく似ていて混同されているため、正確な帰化状況は不明です。

〔備考〕
発見地(アメリカ合衆国南東部)にちなんで学名と名前がつけられました。

名前
カロライナツユクサ、Carolina dayflower
生活型
一年草
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
シマツユクサ
植え付け(または播種)季節
花咲く季節
7月、8月、9月、10月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
インド、バングラデシュ
形状
草丈・樹高
葉の形
単葉(不分裂葉)
葉の生え方
互生
縁の形
全縁
葉の特記事項
花のつき方
集散花序
花弁の数
3
花の色
花径
花序の長さ
実の色
葉の色
種苗の入手難易度
種苗の入手形態
苗の流通時期
繁殖方法
日照条件
水分の必要性
土の必要性
土壌酸度
耐候性
用途適性
ハーディネスゾーン
病害
虫害
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
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