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植物図鑑

アリストロキア ギガンテア

ウマノスズクサ属 アリストロキア ギガンテア
学名: Aristolochia gigantea

〔基本情報〕
常緑つる性木本。
つるは基部が木質化し、長さ10mにもなります。
葉は互生する単葉で、長さ5~15cm、幅10cmほどの幅の広い心臓形となり、葉の縁は全縁、葉先はとがり、質は薄いです。
葉柄は長さ4~6cmほどです。
気温が十分にあれば周年開花します。
花は葉腋に単生し、花弁はなく、萼が大きく広がって長さ60cm、幅30cmにもなり、下部が深く2つに裂けます。
萼の内側は赤褐色地に白色の網目模様がはいり、表面が短毛に覆われ、喉部の上側が暗紫色です。
萼の筒部は淡い緑色で、ハエなどの昆虫を一時的に閉じ込めることで受粉されます。
つぼみは風船状です。
果実は長さ10cm、幅3cmの円筒状の蒴果で、熟すと裂けます。

〔栽培〕
増殖は実生、挿木によります。
高温多湿を好み、冬越しには10度以上を保つ必要があります。
日向~半日陰で水はけのよい肥沃な土壌を好みます。
水やりは春から秋の生育期間中は水切れしないよう、土の表面が乾いたらたっぷりと与え、冬は乾かし気味に管理します。
施肥は春から秋に緩効性化成を置き肥します。
病虫害としてはアブラムシ、ハダニ、カイガラムシがあります。

名前
アリストロキア ギガンテア、アリストロキア ギガンティア、Brazilian Dutchman's pipe、giant pelican flower
生活型
つる性木本
常緑・落葉
常緑
広葉・針葉
広葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
4月、5月、6月
花咲く季節
5月、6月、7月、8月、9月、10月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
コスタリカ、パナマ~ブラジル
形状
つる
草丈・樹高
葉の形
単葉(不分裂葉)
葉の生え方
互生
縁の形
全縁
葉の特記事項
花のつき方
単生
花弁の数
花の色
茶、紫
花径
花序の長さ
実の色
葉の色
種苗の入手難易度
種苗の入手形態
種子、苗
苗の流通時期
繁殖方法
種、挿木
日照条件
日向、半日陰
水分の必要性
乾燥、普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
耐暑性、非耐寒性
用途適性
公園・庭園
ハーディネスゾーン
10a〜12b
病害
虫害
アブラムシ、ハダニ、カイガラムシ
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
40437
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