グラプトペタルム マクドウガリイ

Graptopetalum属 グラプトペタルム マクドウガリイ
学名： Graptopetalum macdougallii

〔基本情報〕
多肉質の多年草。
ランナーを出して増えます。
葉はらせん状に密に出てロゼットをつくり、長さ2.5～3.5cmの舌状で、肉厚、先が尾状にとがります。
葉の色は白粉を帯びた明るい青緑色となります。
葉腋から長さ5～7cmほどの花茎をのばして集散花序を出します。
花は径2cmほど、白っぽい黄緑色地に赤褐色の斑点や縞があり、星形に開く5弁花となります。
花弁の外側は緑色です。
雄しべは10個あり、放射状に開きます。

〔栽培〕
増殖は株分け、葉挿によります。
日当たりと水はけ、風通しのよい環境を好みます。
霜や寒風を避ければ戸外越冬可能です。
鉢は棚に置くなど底面の通気も良くし、長雨の時期は雨にあたらない場所に移動させます。
高温多湿に弱いので、夏は風通しが良く涼しい半日陰に移動させます。
水やりは鉢の土が中まで乾ききってから、たっぷりと与えます。
ロゼットに水がたまると病気の原因になるので、鉢の縁から静かに与えます。
冬は水を断ちます。
施肥は春に緩効性化成肥料を少量施します。
病虫害としてはさび病、黒星病、軟腐病、カイガラムシなどがあります。