植物図鑑
朧月
Graptopetalum属
朧月
学名:
Graptopetalum paraguayense
〔基本情報〕
多肉質の多年草。
子株をよく出します。
茎は径1cmほどで、基部は立ち上がりますが、先は地を這って長くのびます。
葉は茎先にロゼット状に互生し、長さ4~6cm、幅2~3cmの楕円状さじ形で、肉厚、先がとがります。
葉の色は白粉を帯びて灰緑色となり、冬はしばしば紅色を帯びます。
葉は落ちやすく、落ちた葉も発根して新植物になります。
葉腋から集散花序を出し、5~10個の花をつけます。
花は径2cmで白色、星形に開く5弁花となり、赤い斑点があります。
〔利用〕
葉が野菜として流通します。
〔栽培〕
増殖は株分け、葉挿によります。
日当たりと水はけ、風通しのよい環境を好みます。
霜や寒風を避ければ戸外越冬可能です。
日陰ややや湿った土壌にも耐えますが、日当たりが十分なほうが本来の草姿となります。
鉢は棚に置くなど底面の通気も良くし、長雨の時期は雨にあたらない場所に移動させます。
高温多湿に弱いので、夏は風通しが良く涼しい半日陰に移動させます。
水やりは鉢の土が中まで乾ききってから、たっぷりと与えます。
ロゼットに水がたまると病気の原因になるので、鉢の縁から静かに与えます。
冬は乾かし気味に管理します。
施肥は春に緩効性化成肥料を少量施します。
病虫害としてはさび病、黒星病、軟腐病、カイガラムシなどがあります。
名前
朧月、ghost plant、Mother of pearl plant
生活型
多年草
常緑・落葉
常緑
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
3月、4月、5月、9月、10月、11月
花咲く季節
4月、5月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
1月、2月、3月、4月、5月、6月、7月、8月、9月、10月、11月、12月
分布または原産地
メキシコとされている
形状
草丈・樹高
葉の形
葉の生え方
互生
縁の形
葉の特記事項
花のつき方
集散花序
花弁の数
5
花の色
白
花径
20
花序の長さ
実の色
葉の色
種苗の入手難易度
低
種苗の入手形態
苗
苗の流通時期
繁殖方法
株分け、葉挿
日照条件
日向、半日陰
水分の必要性
乾燥、普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
用途適性
ロックガーデン、鉢植、花壇、公園・庭園、コンテナ、ベランダ
ハーディネスゾーン
7a〜11b
病害
さび病、黒星病、軟腐病
虫害
カイガラムシ
香り
味覚
食用
葉
毒性
有用
食用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
50751
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