植物図鑑
イベリス
マガリバナ属
イベリス
学名:
Iberis
〔基本情報〕
秋播きの一年草、または常緑多年草~亜低木。
地を這ってこんもりと茂るものや、草丈が60cmほどになるものがあります。
葉には根出葉と茎葉があり、ともに倒披針形~線形、全縁となるか羽状に裂けたり、粗い鋸歯状になります。
葉腋から総状花序またはを散房花序出し、多くの花をつけます。
花序は咲き進むにつれて長く伸びます。
花は白色またはピンク色、紅紫色の4弁花で、花序の外側になる2個の花弁が大きく発達します。
香りがあるものもあります。
果実は短角果です。
〔栽培〕
増殖は実生、株分け、挿芽によります。
日当たりと風通し、水はけのよいやや砂質の土壌を好みます。
夏の多湿と肥料過多に弱いです。
水やりは春と秋は土の表面が乾いたらたっぷりと与え、夏は多湿にならないようやや乾かし気味にします。
施肥は春と秋に緩効性化成肥料を置き肥します。
花がらはこまめに摘みます。
病虫害としてはアブラムシ、ヨトウムシがあります。
〔備考〕
イベリスの名はスペインの古称Iberiaに由来し、この地域に多くの種が分布することから名がつけられました。
名前
イベリス、candytuft
生活型
一年草、多年草、亜低木
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
3月、4月、10月、11月
花咲く季節
4月、5月、6月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
形状
草丈・樹高
100〜600mm
葉の形
単葉(不分裂葉)、分裂葉
葉の生え方
互生、根生
縁の形
全縁、鋸歯
葉の特記事項
花のつき方
総状花序、散房花序
花弁の数
4
花の色
紫、桃、白
花径
花序の長さ
実の色
葉の色
緑
種苗の入手難易度
低
種苗の入手形態
種子、苗
苗の流通時期
繁殖方法
種、株分け、挿芽
日照条件
日向
水分の必要性
乾燥、普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
用途適性
グラウンドカバー、ロックガーデン、鉢植、花壇、公園・庭園、コンテナ、ベランダ、ハンギングバスケット
ハーディネスゾーン
病害
虫害
アブラムシ、ヨトウムシ
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
15475
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