植物図鑑
トキワマガリバナ
マガリバナ属
トキワマガリバナ
学名:
Iberis sempervirens
〔基本情報〕
高さ10~30cmほどになる常緑多年草または亜低木。
茎はよく枝分かれして、こんもりと茂ります。
葉には根出葉と茎葉があり、根出葉は単葉で長さ1~4cm、幅0.5cmほどの倒披針形、表面に光沢があり、全縁です。
茎につく葉は互生する単葉で、根出葉より小形です。
葉腋から総状花序を出し、多くの花をつけます。
花序は咲き進むにつれて長く伸びます。
花は白色またはピンク色を帯びる4弁花で、花序の外側になる2個の花弁が大きく発達します。
果実は短角果です。
〔栽培〕
増殖は実生、株分け、挿芽によります。
日当たりと風通し、水はけのよいやや砂質の土壌を好みます。
夏の多湿と肥料過多に弱いです。
水やりは春と秋は土の表面が乾いたらたっぷりと与え、夏は多湿にならないようやや乾かし気味にします。
施肥は春と秋に緩効性化成肥料を置き肥します。
花がらはこまめに摘みます。
病虫害としてはアブラムシ、ヨトウムシがあります。
名前
トキワマガリバナ(常盤屈曲花)、トキワナズナ(常盤薺)、イベリス、宿根イベリス、evergreen candytuft、perennial candytuft
生活型
多年草、亜低木
常緑・落葉
常緑
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
3月、4月、10月、11月
花咲く季節
4月、5月、6月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
ヨーロッパ南部~西アジア
形状
草丈・樹高
100〜300mm
葉の形
単葉(不分裂葉)
葉の生え方
互生、根生
縁の形
全縁
葉の特記事項
花のつき方
総状花序
花弁の数
4
花の色
紫、桃、白
花径
花序の長さ
実の色
葉の色
緑
種苗の入手難易度
低
種苗の入手形態
種子、苗
苗の流通時期
繁殖方法
種、株分け、挿芽
日照条件
日向
水分の必要性
乾燥、普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
耐寒性
用途適性
グラウンドカバー、鉢植、花壇、公園・庭園、コンテナ、ハンギングバスケット
ハーディネスゾーン
3a〜9b
病害
虫害
アブラムシ、ヨトウムシ
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
26238
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