植物図鑑
ホソバルリソウ
オオルリソウ属
ホソバルリソウ
学名:
Cynoglossum amabile
〔基本情報〕
原産地では標高2,600~3,700mの牧草地や道端、林縁、川岸などでみられる高さ15~60cmになる二年草。
全体に毛が多くはえます。
茎は直立して上部で枝分かれします。
葉には根出葉と茎に互生する葉があり、ともに単葉で、全縁です。
根出葉は長さ5~20cmの披針形~楕円形となり、長い葉柄をもちます。
茎葉は長さ2~7cmの披針形~楕円形となり、葉柄はありません。
茎先に総状花序または円錐花序を出し、花序の枝の一方向に偏って花をつけます。
花序には苞はありません。
花は径0.5~0.6cmで花冠は5裂し、青色、まれに白花もあります。
果実は分果で、鉤状に曲がった毛が密にはえます。
〔栽培〕
増殖は実生によります。
寒冷地では春播き、それ以外の地域では秋播きの一年草として扱います。
移植を嫌うので、植える場所に直播きするか、ポリポットに播いて定植します。
日当たりと水はけのよい土壌を好みます。
夏暑い地域では半日陰で涼しく過ごさせるのがよいです。
水やりは鉢植えの場合は土の表面が乾いたらたっぷりと与え、地植えの場合は降雨にまかせます。
施肥は元肥を施せば特に必要ありません。
病虫害としてはうどんこ病、アブラムシがあります。
名前
ホソバルリソウ(細葉瑠璃草)、シナワスレナグサ(支那勿忘草)、Chinese forget-me-not、Chinese hound's tongue
生活型
二年草
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
4月、5月、9月、10月
花咲く季節
5月、6月、7月、8月、9月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
中国西部、チベット、ブータン
形状
草丈・樹高
150〜600mm
葉の形
単葉(不分裂葉)
葉の生え方
互生、根生
縁の形
全縁
葉の特記事項
花のつき方
総状花序、円錐花序
花弁の数
花の色
青、白
花径
5〜6
花序の長さ
実の色
葉の色
緑
種苗の入手難易度
低
種苗の入手形態
種子、苗
苗の流通時期
繁殖方法
種
日照条件
日向、半日陰
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
耐寒性
用途適性
鉢植、花壇、コンテナ
ハーディネスゾーン
6a〜9b
病害
うどんこ病
虫害
アブラムシ
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
12772
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