植物図鑑
ヒメエニシダ
エニシダ属
ヒメエニシダ
学名:
Cytisus ×spachianus
〔基本情報〕
Cytisus canariensisとCytisus stenosepalusの交雑による落葉低木で、高さ1mになります。
緑色の細い枝を株元から多数出し、よく枝分かれします。
葉は互生する長さ1cmほどの3出複葉です。
長さ12~15cmの総状花序を出し、黄色い蝶形花を株を覆うほど数多く咲かせます。
〔栽培〕
増殖は実生や挿木によります。
種子は発芽を促進するため、採取したら80℃のお湯に30分浸け、そのまま半日~2日浸けてから播きます。
霜が降りない地域であれば戸外越冬可能です。
日当たりと水はけがよい乾燥気味の場所を好みます。
水はけが悪いと梅雨や秋の長雨で根を傷め枯れる原因となり、日当たりが悪いと花つきが悪くなります。
水が停滞するような過湿地では植栽できません。
大株の移植は困難です。
水やりは鉢植えや、地植えでも幼木の場合は土の表面が乾いたらたっぷり水を与えます。
地植えで根づいた株では降雨にまかせます。
施肥は寒肥として有機質の肥料を株元に施します。
病虫害は特にありません。
連作障害があります。
名前
ヒメエニシダ(姫金雀枝、姫金雀児)
生活型
低木
常緑・落葉
落葉
広葉・針葉
広葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
3月、4月
花咲く季節
4月、5月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
形状
分枝
草丈・樹高
1000mm
葉の形
3出複葉
葉の生え方
互生
縁の形
葉の特記事項
花のつき方
総状花序
花弁の数
花の色
黄
花径
花序の長さ
120〜150
実の色
葉の色
緑
種苗の入手難易度
低
種苗の入手形態
苗
苗の流通時期
繁殖方法
種、挿木
日照条件
日向
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
用途適性
鉢植、花壇、公園・庭園
ハーディネスゾーン
病害
虫害
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
74424
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