植物図鑑
オノエマンテマ
カスミソウ属
オノエマンテマ
学名:
Gypsophila cerastioides
〔基本情報〕
高さ10~27cmの多年草ですが、日本では一年草として扱われます。
全体に白色の毛がはえます。
葉には根出葉と茎につく葉があり、根出葉には葉柄があります。
茎につく葉は対生する単葉で、長さ0.5~1.5cm、幅0.3~1.2cmの倒卵状へら形で、縁に毛があります。
茎先に集散花序を出し、径0.4~1.3cmほどの白または淡い紫色の5弁花を5~20個つけます。
花弁には淡い赤紫色の筋が3本あります。
苞は葉状で、長さ0.2~0.5cmの卵形となり、縁に毛があります。
果実は蒴果です。
〔栽培〕
増殖は実生、挿芽によります。
日当たりと水はけ、風通しの良い場所を好みます。
酸性土壌と過湿を嫌います。
やや乾燥気味で痩せ地の方が育てやすいです。
水やりは過湿にならないよう注意し、鉢植えの場合は土の表面が乾いたらたっぷりと与え、長雨の時期は雨が当たらない場所に移します。
地植えの場合は降雨にまかせます。
施肥は元肥を施すほか、春と秋に緩効性化成肥料を置き肥します。
病虫害としては立枯病、アブラムシなどがあります。
名前
オノエマンテマ、カーペットカスミソウ、ヒマラヤカスミソウ、chickweed baby's-breath
生活型
一年草、多年草
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
2月、3月、4月、10月、11月
花咲く季節
5月、6月、7月、8月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
バングラデシュ、ブータン、インド北部、ネパール、パキスタン北部、シッキム
形状
草丈・樹高
100〜270mm
葉の形
単葉(不分裂葉)
葉の生え方
対生、根生
縁の形
全縁
葉の特記事項
花のつき方
集散花序
花弁の数
5
花の色
桃、白
花径
4〜13
花序の長さ
実の色
葉の色
緑
種苗の入手難易度
低
種苗の入手形態
苗
苗の流通時期
繁殖方法
種、挿芽
日照条件
日向
水分の必要性
乾燥、普通
土の必要性
必要
土壌酸度
アルカリ性、中性
耐候性
耐寒性、耐乾性
用途適性
ロックガーデン、鉢植、コンテナ
ハーディネスゾーン
病害
立枯病
虫害
アブラムシ
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
58048
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