植物図鑑
カルーナ
ギョリュウモドキ属(カルーナ属)
カルーナ
学名:
Calluna vulgaris
〔基本情報〕
高さ20~50cmになる常緑低木。
よく枝分かれして、こんもりと密な樹形になります。
葉は十字対生する単葉で、長さ0.2~0.3cmの鱗片状となるため、ヒノキなどの針葉樹に似ます。
さまざまな葉の色の園芸品種があります。
花は枝先の葉腋につき、全体で長さ10~20cmの総状花序となります。
花冠も萼も4裂しますが、花冠が萼の1/2の長さしかなく、萼のほうが花弁状にめだちます。
花色は桃紫色ですが、白や紫色もあります。
雄しべは8本あります。
果実は蒴果です。
〔栽培〕
増殖は挿木、株分けによります。
冷涼な気候を好み、寒さに強いですが、夏の高温多湿に弱いです。
日当たりと風通し、水はけがよく、やせた弱酸性土壌を好みます。
多湿を嫌いますが、水切れにも弱いです。
水やりは鉢植えの場合は土の表面が乾いたらたっぷりと与え、地植えの場合は降雨にまかせます。
施肥は特に必要ありません。
真夏に株が蒸れるのを防ぐために梅雨前に大きく切り戻して形を整えるとよいです。
病虫害は特にありません。
名前
カルーナ、ヘザー、ギョリュウモドキ(魚柳擬)、カルナ ウルガリス、common heather、ling、heather
生活型
低木
常緑・落葉
常緑
広葉・針葉
広葉
生活様式
地生
良く似た植物
エリカ
植え付け(または播種)季節
3月、4月、9月、10月、11月
花咲く季節
5月、6月、7月、8月、9月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
1月、2月、3月、4月、5月、6月、7月、8月、9月、10月、11月、12月
分布または原産地
ヨーロッパ~小アジア
形状
分枝
草丈・樹高
200〜500mm
葉の形
単葉(不分裂葉)
葉の生え方
対生
縁の形
葉の特記事項
花のつき方
総状花序
花弁の数
花の色
紫、桃、白
花径
花序の長さ
100〜200
実の色
葉の色
赤、橙、黄、緑
種苗の入手難易度
低
種苗の入手形態
苗
苗の流通時期
繁殖方法
挿木、株分け
日照条件
日向
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
土壌酸度
酸性
耐候性
耐寒性
用途適性
ロックガーデン、鉢植、花壇、公園・庭園、コンテナ
ハーディネスゾーン
病害
虫害
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
11932
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