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植物図鑑

ハナビシソウ

ハナビシソウ属 ハナビシソウ
学名: Eschscholzia californica

〔基本情報〕高さ30~60cmになる一年草または短命な多年草。
茎や葉は粉白色を帯びます。
茎はよく枝分かれして、基部がやや地を這います。
葉は互生し、細かく裂けます。
花は茎の上部の葉腋から長い花柄を伸ばして単生し、径5~8cmほどの4弁花です。
花の色はふつう黄色~橙色ですが、多彩な花色や半八重咲きなどの園芸品種があります。
花は日中に開き、気温の低い日や曇り・雨の日、夜間には閉じます。
果実は長さ7.5~10cmの細長い蒴果です。

〔利用〕有毒ですが全草を薬用として利用します。

〔栽培〕増殖は実生によります。
直根性で移植を嫌うので直播するか、ポットに播いて春に植え替えます。
株間が狭いと花つきが悪くなり、根腐病などの病気も出やすくなるので、株間30cmほどあくように間引きます。
耐寒温度は-5℃なので、秋播きする場合は冬は霜除けをほどこします。
日当たりと風通し、水はけのよい土壌を好みます。
高温多湿を嫌います。
水やりは多湿にならないように注意し、鉢植えの場合は土が乾いてからたっぷりと与え、地植えの場合は降雨にまかせます。
施肥は元肥を施せば特に必要なく、肥料分が多いと間延びして倒れやすくなります。
病虫害としては根腐病、べと病、立枯病などがあります。

名前
ハナビシソウ(花菱草)、キンエイカ(金英花)、カリフォルニア ポピー、California poppy、golden poppy、California sunlight、cup of gold
生活型
一年草、多年草
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
3月、4月、10月、11月
花咲く季節
4月、5月、6月、7月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
北アメリカ西部
形状
草丈・樹高
300〜600mm
葉の形
分裂葉
葉の生え方
互生
縁の形
葉の特記事項
花のつき方
単生
花弁の数
4
花の色
赤、橙、黄、桃、白
花径
50〜80
花序の長さ
実の色
葉の色
種苗の入手難易度
種苗の入手形態
種子、苗
苗の流通時期
繁殖方法
日照条件
日向
水分の必要性
乾燥、普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
用途適性
鉢植、花壇、公園・庭園、コンテナ
ハーディネスゾーン
病害
根腐病、べと病、立枯病
虫害
香り
味覚
食用
毒性
有用
薬用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
15483
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