エリンジウム

ヒゴタイサイコ属 エリンジウム
学名： Eryngium

〔基本情報〕
全体に青紫色を帯び、金属光沢がある一・二年草または多年草。
葉は互生する単葉で、切れ込みがはいるものが多く、縁に刺状の鋸歯があります。
球状～円柱状の頭状花序に多くの小さな花がつき、刺のある総苞に囲まれます。
花は白～青色の5弁花です。
萼の先端はふつう刺状となります。

〔栽培〕
増殖は実生、株分けによります。
冷涼で乾燥した気候に自生するため、水はけがよい砂質土壌を好みます。
日当たりと風通しが良い場所で育てます。
株元が過湿になるのを防ぐため、盛り土をして浅く植えつけます。
直根性のため、移植を嫌います。
高温多湿を嫌うので真夏は半日陰で風通しの良い場所に移動するか遮光します。
水やりは鉢植えの場合は土の表面が乾いたらたっぷり水を与えます。
地植えでは降雨にまかせます。
多湿に弱いので乾燥気味のほうがよいです。
長雨の時期は軒下など、雨のかからない場所に置きます。
施肥は春と秋に化成肥料を施します。
病虫害は特にありません。