植物図鑑
ペリカリス
フウキギク属
ペリカリス
学名:
Pericallis hybrida
〔基本情報〕
高さ40~60cmほどになる多年草。
高温多湿に弱いので日本では一年草として扱います。
茎は直立します。
葉は互生する単葉で長い葉柄をもち、角ばった心臓状卵形、葉の縁に細かい鋸歯があります。
葉脈は掌状です。
葉柄には翼がありますが、根出葉の葉柄には翼はありません。
茎先に短く散房花序を出し、株を覆うほど多くの花をつけます。
〔栽培〕
増殖は実生と挿し芽によります。
水はけと水もちがよく、有機質に富んだ場所を好みます。
秋~春は日当たりがよく、霜があたらない場所に置き、できれば5℃以上を保てるようにします。
暑さに弱いため夏には枯れることが多いですが、多年草として栽培する場合は、夏は半日陰の風通しがよい場所に置き、蒸れないよう注意が必要です。
風通しが悪いと病虫害が発生しやすくなります。
水やりは鉢植えの場合は土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。
施肥は緩効性化成肥料と液肥を定期的に施します。
花がらは病気の原因になるのでこまめに摘むようにします。
病虫害としては灰色かび病、うどんこ病などがあります。
名前
ペリカリス、木立ち性サイネリア、木立ち性シネラリア、木立ち性セネシオ
生活型
一年草、多年草
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
2月、3月、4月、9月、10月、11月、12月
花咲く季節
1月、2月、3月、4月、5月、11月、12月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
形状
草丈・樹高
400〜600mm
葉の形
単葉(不分裂葉)
葉の生え方
互生
縁の形
鋸歯
葉の特記事項
花のつき方
散房花序
花弁の数
花の色
赤、黄白、茶、青、紫、桃、白、複色
花径
花序の長さ
実の色
葉の色
緑
種苗の入手難易度
低
種苗の入手形態
種子、苗
苗の流通時期
繁殖方法
種、挿芽
日照条件
日向、半日陰
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
非耐暑性、非耐寒性
用途適性
鉢植、コンテナ
ハーディネスゾーン
病害
うどんこ病、灰色かび病
虫害
アブラムシ、コナジラミ
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
12729
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