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植物図鑑

タマフリノキ

カキノキ属 タマフリノキ
学名: Diospyros cathayensis

〔基本情報〕
原産地では標高600~1500mの渓谷や山地の森林でみられる高さ10m、径80cmになる常緑または半常緑小高木。
枝は目立たない刺で覆われ、毛がはえます。
葉は互生する単葉で長さ4~11cm、幅1.5~3.6cmの長楕円形で薄い革質です。
葉の表面には光沢があります。
雌雄異株です。
雄花はふつう集散花序につき、ごくまれに単生します。
雄花は長さ5~7㎜で淡い黄色、花冠は壺状で先が4裂して反り返り、雄しべが16個、退化した子房が1個あります。
雌花は単生し、長さ5㎜で白色、花冠は壺状で先が4裂して反り返り、退化した雄しべが6個あります。
雌花には芳香があります。
果実は径1.5~3cmの球形~卵形で黄色~黄橙色に熟し、表面にはまばらに毛がはえます。
果柄は長く、果実は下向きにぶら下がります。
萼が大きく発達します。
果肉は甘みがあり渋みもなく、食べられます。
種子は長さ1.6~2cm、幅7~8㎜の長楕円形で4個あります。

〔栽培〕
増殖は実生、接木によります。
種子はとりまきとします。
日当たりが良い場所であれば土質は特に選びません。
水やりは鉢植えの場合は春~秋は土の表面が乾いたらたっぷりと与え、冬は乾かし気味に管理します。
地植えの場合は降雨にまかせます。
施肥は春~秋に緩効性の肥料を月に1回置き肥します。
実をつけたい場合は雄株と雌株を用意し、人工授粉を行います。
病虫害は特にありません。

名前
タマフリノキ(魂振木)、シセントキワガキ(四川常磐柿)
生活型
小高木
常緑・落葉
常緑、半常緑
広葉・針葉
広葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
3月、4月
花咲く季節
4月、5月、6月
実のなる季節
8月、9月、10月
葉の鑑賞期間
分布または原産地
中国
形状
直立
草丈・樹高
10000mm
葉の形
単葉(不分裂葉)
葉の生え方
互生
縁の形
葉の特記事項
花のつき方
単生、集散花序
花弁の数
花の色
黄、白
花径
花序の長さ
実の色
橙、黄
葉の色
種苗の入手難易度
種苗の入手形態
苗の流通時期
繁殖方法
種、接木
日照条件
日向
水分の必要性
乾燥、普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
用途適性
盆栽、鉢植、公園・庭園
ハーディネスゾーン
病害
虫害
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
指定植物
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農林水産省品種登録品種名称
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