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植物図鑑

リュウキュウマメガキ

カキノキ属 リュウキュウマメガキ
学名: Diospyros japonica

〔基本情報〕山地の日当りのよい谷間や斜面でみられる高さ15mになる落葉高木。
若い枝は緑色で、はじめ毛がはえますが、のちに無毛となります。
葉は互生する単葉で、長さ7.5~17.5cm、幅3.5~7.5cmの楕円形です。
葉の裏面は灰白色を帯び、無毛です。
葉の基部はやや円形になります。
葉柄は長さ1~3cmです。
雌雄異株です。
雄花は集散花序につき、淡い黄色、花冠は壺状で先が4裂して反り返り、雄しべが16個、退化した子房が1個あります。
雌花は単生または2~3個束生し、淡い黄色、花冠は壺状で先が4裂して反り返ります。
果実は径1.5~2cmの球形~扁球形で白色を帯びた淡い橙色から黒紫色に熟します。

〔利用〕果実から柿渋をつくり、塗料や生薬として利用します。

〔栽培〕増殖は実生、接木によります。
種子はとりまきとします。
日当たりと水はけ・水もちがよく、適度に湿り気のある肥沃な土壌を好みます。
強い西日や冬の乾いた寒風が当たるなど乾きやすい場所は避けます。
水やりは鉢植えの場合は土の表面が乾いたらたっぷりと与え、地植えの場合は植えつけ1年以内の株の場合は土の表面が乾いたらたっぷりと与え、根づいた株については夏に晴天が続いてひどく乾燥しないかぎりは降雨にまかせます。
施肥は春~秋に緩効性肥料を月に1回置き肥します。
実をつけたい場合は雄株と雌株を用意し、人工授粉を行います。
病虫害は特にありません。

名前
リュウキュウマメガキ(琉球豆柿)、シナノガキ(信濃柿)
生活型
高木
常緑・落葉
落葉
広葉・針葉
広葉
生活様式
地生
良く似た植物
マメガキ
植え付け(または播種)季節
3月、4月
花咲く季節
5月、6月
実のなる季節
10月、11月
葉の鑑賞期間
分布または原産地
日本(本州:関東地方南部以西、四国、九州、琉球)、中国中部・南部、台湾
形状
直立
草丈・樹高
15000mm
葉の形
単葉(不分裂葉)
葉の生え方
互生
縁の形
全縁
葉の特記事項
花のつき方
単生、集散花序、束生
花弁の数
花の色
黄、黄白
花径
花序の長さ
実の色
橙、紫、その他
葉の色
種苗の入手難易度
種苗の入手形態
苗の流通時期
繁殖方法
種、接木
日照条件
日向
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
用途適性
盆栽、鉢植、公園・庭園
ハーディネスゾーン
病害
虫害
香り
味覚
食用
毒性
有用
薬用、その他クラフト
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
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