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植物図鑑

ハナカイドウ

リンゴ属 ハナカイドウ
学名: Malus halliana

〔基本情報〕
高さ5mほどになる落葉低木。
若い枝にははじめわずかに毛がはえます。
葉は互生する単葉で、長さ3.5~8cm、幅2.5~4.5cmの楕円形で、表面には光沢があり、葉の縁には細かい鋸歯があります。
葉柄は0.5~2.5cmです。
花は淡紅色の5弁花で半開して、4~6cmの長い花柄をもつため下垂して咲きます。
八重咲きの品種もあります。
果実は径0.6~0.8cmほどの球形のナシ状果で、果頂部には萼が宿存しています。

〔来歴〕
原産地不詳(中国中西部?)ですが中国では古くから観賞用に栽培されていました。
日本には江戸時代正徳年間(1711~1716)に渡来しました。

〔栽培〕
増殖は実生と挿木、接木によります。
日当たりと水はけ、通気性がよく適湿で肥沃な場所を好みます。
乾燥する場所や強い西日があたる場所は避けるようにします。
水やりは鉢植えでは土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。
地植えの場合は降雨にまかせます。
施肥は寒肥として有機肥料を施すほか、花後にお礼肥を与えます。
病虫害としては赤星病、うどんこ病、ハマキムシ、アブラムシなどがあります。

名前
ハナカイドウ(花海棠)、カイドウ(海棠)、スイシカイドウ(垂糸海棠、垂絲海棠)、ナンキンカイドウ(南京海棠)
生活型
低木
常緑・落葉
落葉
広葉・針葉
広葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
12月、1月、2月、3月
花咲く季節
4月、5月
実のなる季節
9月、10月
葉の鑑賞期間
分布または原産地
形状
直立、分枝
草丈・樹高
5000mm
葉の形
単葉(不分裂葉)
葉の生え方
互生
縁の形
鋸歯
葉の特記事項
花のつき方
花弁の数
5
花の色
花径
花序の長さ
実の色
葉の色
種苗の入手難易度
種苗の入手形態
苗の流通時期
繁殖方法
種、接木、挿木
日照条件
日向
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
用途適性
盆栽、鉢植、切花、公園・庭園、ベランダ
ハーディネスゾーン
病害
赤星病、うどんこ病
虫害
ハマキムシ、アブラムシ
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
48400
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