植物図鑑
アカシア アネウラ
アカシア属
アカシア アネウラ
学名:
Acacia aneura
〔基本情報〕成長が非常に遅い常緑樹。
形の変異が大きく、降水量の多い地域では幹は直立して高さ15mほどになり、乾燥した地域や浅い土壌では2~3mの低木状になります。
葉は互生し、長さ3~11cmの針状の仮葉で、銀灰色を帯びます。
おもに春~秋の降雨後に長さ1.5~2cmの穂状花序を出します。
花は小さく、黄色です。
果実は長さ2~5cmの扁平な豆果です。
比較的短命なアカシア類のなかで、この植物は50年以上の寿命があります。
これは雨水を幹を伝わせて、直接根元に送ることができる枝葉の配置によって干ばつに耐えることができるからとされます。
〔利用〕種子は食べられます。
樹液は甘く、飲用になります。
材は堅く、アボリジニではブーメランなど道具の材料としたそうです。
〔栽培〕増殖は実生によります。
種子は発芽を促進するため、採取したら80℃のお湯に30分浸け、そのまま半日~2日浸けてから播きます。
発芽適温は21~26℃で播種後1ヶ月弱で発芽し始めます。
日当たりと水はけがよい場所を好みます。
関東地方以南の暖地では露地で越冬できますが、寒地では鉢植えにし冬期は防寒します。
十分に日に当たらないと花が咲きません。
また、強風によって、枝や幹が折れることがあるので、風当たりの強い場所は避けます。
成木での移植は難しいですが、どうしても行なう場合は前年に根回しをおこないます。
庭植えの場合、根づいてしまえば極端に乾燥しないかぎり潅水は必要ありません。
夏の潅水は気温の低い朝か夕方におこないます。
軽い霜であれば耐えます。
病虫害としてはカイガラムシ、アブラムシなどがあります。
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