植物図鑑
ギンヨウアカシア
アカシア属
ギンヨウアカシア
学名:
Acacia baileyana
〔基本情報〕高さ5~10mほどの常緑の低木または小高木。
葉は小枝にらせん状に互生する長さ4~6cmの2回羽状複葉です。
葉は銀灰色で、2~6対の羽片からなり、それぞれの羽片には長さ6mmほどの小葉が12~20対つきます。
上部2~3対の羽片の基部には蜜腺があります。
枝先に球状の頭状花序がさらに総状に集まった長さ5~10cmの花序を出し、黄金色の花を多数密につけます。
果実は赤褐色で長さ7cm、幅1cmほどの扁平な豆果です。
〔利用〕花や葉が美しく、切枝に用います。
〔栽培〕増殖は実生によります。
種子は発芽を促進するため、採取したら80℃のお湯に30分浸け、そのまま半日~2日浸けてから播きます。
発芽適温は20~25℃で播種後1~3週間ほどで発芽し始めます。
日当たりと水はけがよい場所を好みます。
関東地方以南の暖地では露地で越冬できますが、寒地では鉢植えにし冬期は防寒します。
十分に日に当たらないと花が咲きません。
また、強風によって、枝や幹が折れることがあるので、風当たりの強い場所は避けます。
軽い霜であれば耐えます。
庭植えの場合、根づいてしまえば極端に乾燥しないかぎり潅水は必要ありません。
夏の潅水は気温の低い朝か夕方におこないます。
開花後に強く刈り込むと、樹齢を長くすることができます。
成木での移植は難しいですが、どうしても行なう場合は前年に根回しをおこないます。
病虫害としてはカイガラムシ、アブラムシなどがあります。
〔備考〕名は銀灰色をした葉に由来します。
名前
ギンヨウアカシア、Cootamundra wattle
生活型
低木、小高木
常緑・落葉
常緑
広葉・針葉
広葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
5月、6月
花咲く季節
2月、3月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
オーストラリア南東部
形状
直立、分枝
草丈・樹高
5000〜10000mm
葉の形
葉の生え方
互生
縁の形
全縁
葉の特記事項
花のつき方
頭状花序
花弁の数
花の色
黄
花径
花序の長さ
50〜100
実の色
葉の色
緑
種苗の入手難易度
低
種苗の入手形態
苗
苗の流通時期
繁殖方法
種
日照条件
日向
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
非耐寒性
用途適性
鉢植、公園・庭園
ハーディネスゾーン
病害
虫害
カイガラムシ、アブラムシ
香り
味覚
食用
毒性
有用
生け花
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
21584
検索サイトの検索キー
コメント
エバーグリーンポストでの記事