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植物図鑑

カリン

カリン属 カリン
学名: Pseudocydonia sinensis

〔基本情報〕高さ8mほどの落葉高木。古い幹では樹皮が鱗状にはがれ、不規則な雲紋ができます。小枝には刺はありません。
葉は単葉で互生し、長さ4~7cmの倒卵形~長倒卵形で、腺状の鋸歯があり、裏面にははじめ黄白色の軟毛がはえます。
花は短枝の先の葉腋に1個つき、4~5月に開花します。花は径3cmほどの淡紅色の5弁花で、花弁の基部には短い爪があります。
果実は長さ10cmほどの楕円形~倒卵円形、表面は無毛で、黄色く色づき芳香があります。

〔来歴〕古くに中国から渡来しました。

〔利用〕果実はかたくて渋味が強いですが、砂糖漬けや果実酒に利用され、咳止めとしても用いられます。材は床柱、家具などに用いられます。

〔栽培〕増殖は実生、挿木、取木によります。冷涼な気候を好み、日当たりと排水がよい肥沃な土壌が適します。
病虫害は黒星病、カイガラムシなどがみられます。

名前
カリン(榠樝)、アンランジュ(安蘭樹)、Chinese quince
生活型
高木
常緑・落葉
落葉
広葉・針葉
広葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
2月、3月、11月、12月
花咲く季節
4月、5月
実のなる季節
10月、11月
葉の鑑賞期間
分布または原産地
中国北部(湖北省;浙江省)
形状
直立
草丈・樹高
8000mm
葉の形
単葉
葉の生え方
互生
縁の形
鋸歯
葉の特記事項
花のつき方
単生
花弁の数
5
花の色
花径
30
花序の長さ
実の色
葉の色
種苗の入手難易度
種苗の入手形態
苗の流通時期
繁殖方法
種、挿木、取木
日照条件
日向
水分の必要性
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
耐寒性
用途適性
盆栽、公園・庭園、街路樹
ハーディネスゾーン
6a:6b
病害
赤星病、黒星病
虫害
アブラムシ、カイガラムシ、シンクイムシ、カミキリムシ
香り
味覚
食用
毒性
有用
食用、薬用、その他
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
19256
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