植物図鑑
カントウタンポポ
タンポポ属
カントウタンポポ
学名:
Taraxacum platycarpum subsp. platycarpum
〔基本情報〕
平地の都市部から離れた野原や堤防、水田の畦などでみられる高さ15~30cmほどの多年草。
茎や葉を傷つけると乳液が出ます。
葉は単葉で根出し、長さ20~30cm、幅2.5~5cmの倒披針形で羽状に裂けるか全縁となります。
葉腋から直立する花茎の先端に径3.5~4cmの黄色い頭花を1個つけます。
頭花を構成する小花はすべて舌状花からなり、小花は90~150個あります。
総苞は緑色で、開花時には長さ1.5~2.1cm、総苞外片は総苞の1/2~2/3の長さとなる卵状長楕円形~長楕円形で反り返りません。
総苞外片には密に縁毛があり、角状突起は長さ1~3mmです。
果実は褐色~淡い黄褐色で長楕円形~卵形の痩果で、冠毛があり、風で飛ばされます。
〔利用〕
若葉や花は食べられます。
根は炒って、コーヒーの代用となります。
また薬用としても利用されます。
名前
カントウタンポポ(関東蒲公英)、アズマタンポポ(東蒲公英)
生活型
多年草
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
花咲く季節
3月、4月、5月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
日本(本州:関東地方南部~中部地方)
形状
ロゼット
草丈・樹高
150〜300mm
葉の形
分裂葉
葉の生え方
根生
縁の形
葉の特記事項
花のつき方
頭状花序
花弁の数
花の色
黄
花径
花序の長さ
実の色
葉の色
緑
種苗の入手難易度
低
種苗の入手形態
種子
苗の流通時期
繁殖方法
日照条件
水分の必要性
土の必要性
土壌酸度
耐候性
用途適性
鉢植、公園・庭園
ハーディネスゾーン
病害
虫害
香り
味覚
食用
花、葉
毒性
有用
薬用、食用、飲用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
日本固有種
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
64148
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