アサザ

アサザ属 アサザ
学名： Nymphoides peltata

〔基本情報〕
浅い池沼にはえ、しばしば群生する水生の多年草。
横に長くのびる根茎をもちます。
葉は互生する単葉で、水面に浮かび、径5～10cmの卵形～円形、縁に波状の浅い歯牙があり、基部は深く切れ込みます。
葉の裏面は紫褐色を帯び、一面に褐色の点があります。
葉柄は長く、やや楯形につき、基部が鞘状になります。
花は葉柄の基部につき、径3～4cmで黄色です。
花冠は5裂して、縁に長い毛がはえます。
花柄は長さ3～12cmです。
１つの花は１日でしぼみます。
果実は長卵形の蒴果です。
種子は縁に柱状突起がある扁平な倒卵形となり、翼があります。

〔栽培〕
増殖は株分けによります。
日当たりのよい場所を好みます。