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植物図鑑

タヌキモ

タヌキモ属 タヌキモ
学名: Utricularia ×japonica

〔基本情報〕
イヌタヌキモとオオタヌキモの雑種で、ため池や湖沼など貧栄養~中栄養の水中でみられる多年草。
食虫植物です。
根はもたず、浮遊性です。
茎は枝分かれして、ときに1mにも伸びます。
葉は互生し、基部から2分岐して、小葉は長さ3~5cmの広披針形でさらに羽状に分岐し、平面的に広がります。
葉の裂片は糸状で縁と先端に小刺毛があります。
秋に茎先に、径0.5~1.5cmで緑色の越冬芽をつくります。
越冬芽を構成する葉は中軸がはっきりし、羽状に分岐し、各裂片は生育期の葉と同じく、離れてつきます。
葉の裂片に卵球形の捕虫嚢を多数つけ、捕虫嚢には内側に開く弁があり、ミジンコなど小動物が近づくと、弁が開いて、これらを吸い込みます。
水面から高さ10~25cmほど直立する花茎に総状花序をつけ、花茎には鱗片葉がつき、花茎の断面は中心が空洞です。
花は4~10個つき、径1cmほどの黄色い唇形花で、下唇の基部はふくらみ、赤褐色の斑紋がはいります。
花の後ろに距があります。
結実しません。

名前
タヌキモ(狸藻)
生活型
多年草
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
水生
良く似た植物
イヌタヌキモ、オオタヌキモ
植え付け(または播種)季節
花咲く季節
7月、8月、9月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
日本(本州、九州)
形状
草丈・樹高
葉の形
特殊
葉の生え方
互生
縁の形
葉の特記事項
花のつき方
総状花序
花弁の数
花の色
花径
10
花序の長さ
実の色
葉の色
種苗の入手難易度
種苗の入手形態
苗の流通時期
繁殖方法
日照条件
水分の必要性
土の必要性
土壌酸度
耐候性
用途適性
ハーディネスゾーン
病害
虫害
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
指定植物
NT:準絶滅危惧
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
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