植物図鑑
オニク
オニク属
オニク
学名:
Boschniakia rossica
〔基本情報〕
ハンノキ属の植物の根に寄生する高さ15~30cmの一年草。
日本では亜高山帯でみられ、ミヤマハンノキに寄生します。
葉緑素をもちません。
鱗片葉に覆われた太い塊状の根茎があり、数本の茎が直立します。
茎は円柱形で太く多肉質、暗紫色で、鱗片葉が密に互生します。
鱗片葉は黄色~黄褐色で三角形、厚みがあります。
茎の半分ほど長さの穂状花序を出し、暗紫色の花が多数、密につきます。
花の基部には三角形の苞があります。
花は壺形に膨らむ2唇形花で、上唇は浅く2裂して下唇より長く、下唇は3裂します。
雄しべは4個あります。
花柱は浅く2裂します。
萼は暗紫色で杯状、不規則に5裂します。
果実は卵形の蒴果で多数の種子がはいります。
〔利用〕
全草を薬用とします。
〔備考〕
マタタビ同様、猫が好みます。
名前
オニク(御肉)、キムラタケ(黄紫茸)、northern groundcone
生活型
常緑・落葉
一年草
広葉・針葉
生活様式
寄生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
花咲く季節
7月、8月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
日本(北海道、本州:中部地方以北)、東アジアと北アメリカの寒帯
形状
草丈・樹高
150〜300mm
葉の形
特殊
葉の生え方
互生
縁の形
葉の特記事項
花のつき方
穂状花序
花弁の数
花の色
紫
花径
花序の長さ
実の色
葉の色
種苗の入手難易度
種苗の入手形態
苗の流通時期
繁殖方法
日照条件
水分の必要性
土の必要性
土壌酸度
耐候性
用途適性
ハーディネスゾーン
病害
虫害
香り
味覚
食用
毒性
有用
薬用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
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