植物図鑑
ミツバハマゴウ
ハマゴウ属
ミツバハマゴウ
学名:
Vitex trifolia
〔基本情報〕
海岸近くの低地や河岸にはえる高さ1~2mの落葉低木。
全体に芳香があります。
茎は直立または斜上します。
葉は対生し、ふつう3出複葉となり、小葉は長さ3~8cmの倒卵形~倒卵状楕円形になり、葉先がややとがり、裏面は灰白色になります。
葉の縁は全縁です。
長さ1~2cmの葉柄があります。
ときに単葉となるものや、2~5小葉のものもあります。
枝先に長さ5~14cmの円錐花序を出します。
花は淡い紅紫色で、花冠は長さ0.5~1cmの漏斗状で先が二唇状に5裂します。
雄しべは4本あり、花の外に突き出します。
果実は径0.5cmの球形です。
〔利用〕
葉や果実を薬用とします。
果実は浴湯料としても使われます。
〔栽培〕
増殖は実生、挿木によります。
霜が降りない地域であれば戸外越冬可能です。
日当たりと水はけのよい土壌を好みます。
水やりは鉢植えの場合は土の表面が乾いたらたっぷりと与え、地植えの場合は晴天が続いて乾燥しない限り降雨にまかせます。
施肥は寒肥として緩効性化成肥料を置き肥します。
病虫害は特にありません。
名前
ミツバハマゴウ、タチハマゴウ、シルフーキ、simpleleaf chastetree
生活型
低木
常緑・落葉
落葉
広葉・針葉
広葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
2月、3月
花咲く季節
5月、6月、7月、8月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
日本(琉球:奄美大島以南)、東南アジア、ミクロネシア、オーストラリア、アフリカ東部
形状
分枝
草丈・樹高
1000〜2000mm
葉の形
3出複葉
葉の生え方
対生
縁の形
全縁
葉の特記事項
花のつき方
円錐花序
花弁の数
花の色
紫
花径
花序の長さ
50〜140
実の色
葉の色
緑
種苗の入手難易度
低
種苗の入手形態
苗
苗の流通時期
繁殖方法
種、挿木
日照条件
日向
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
耐暑性
用途適性
鉢植、花壇、公園・庭園、コンテナ
ハーディネスゾーン
9b〜11a
病害
虫害
香り
味覚
食用
毒性
有用
薬用、浴用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
6493
検索サイトの検索キー
コメント
エバーグリーンポストでの記事