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植物図鑑

イボタノキ

イボタノキ属 イボタノキ
学名: Ligustrum obtusifolium subsp. obtusifolium


〔基本情報〕
平地~山地の林縁などでみられる高さ2~4mほどになる落葉高木。
よく枝分かれして、若い枝には細かな毛がはえます。
葉は対生する単葉で、長さ2~5cm、幅0.7~2cmの長楕円形で、質が薄く、全縁です。
枝先に長さ2~4cmの総状花序を出します。
花は長さ0.7~0.9cmで白色、花冠は4裂します。
果実は長さ0.6~0.7cmの楕円状球形で黒紫色に熟します。

〔利用〕
しばしばイボタカイガラムシというカイガラムシがつき、この虫の分泌した蝋(イボタ蝋)をワックスや薬用にします。

〔栽培〕
増殖は実生と挿木によります。
日当たりと水はけがよい肥沃な土壌を好みますが、土質は特に選ばずよく育ちます。
日陰にも耐えますが、日当たりが悪いと花つきが悪くなります。
丈夫で容易に育ちます。
水やりは真夏に晴天が続いてひどく乾燥しないかぎりは必要ありません。
施肥も特に必要ありませんが、生育具合によっては寒肥として油かすを少なめに施します。
刈込にもよく耐えます。
病虫害としてはイボタカイガラムシがあります。

名前
イボタノキ(水蝋樹)、border privet、Amur privet
生活型
高木
常緑・落葉
落葉
広葉・針葉
広葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
11月、12月、2月、3月、4月
花咲く季節
5月、6月
実のなる季節
10月、11月、12月
葉の鑑賞期間
分布または原産地
日本(北海道、本州、四国、九州)、朝鮮
形状
分枝
草丈・樹高
2000〜4000mm
葉の形
単葉(不分裂葉)
葉の生え方
対生
縁の形
全縁
葉の特記事項
花のつき方
総状花序
花弁の数
花の色
花径
花序の長さ
20〜40
実の色
紫、その他
葉の色
種苗の入手難易度
種苗の入手形態
苗の流通時期
繁殖方法
種、挿木
日照条件
日向
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
耐寒性、耐暑性、耐陰性、耐潮性、耐排ガス性
用途適性
生垣、公園・庭園
ハーディネスゾーン
病害
虫害
イボタカイガラムシ
香り
味覚
食用
毒性
有用
薬用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
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