植物図鑑
センブリ
センブリ属
センブリ
学名:
Swertia japonica var. japonica
〔基本情報〕
山野の日当たりのよい場所でみられる高さ5~20cmの一年草または越年草。
茎は紫色を帯びます。
葉には根出葉と茎につく葉があり、根出葉は開花期にも少数が残ります。
茎につく葉は対生する単葉で、長さ1.5~4cm、幅0.2~0.5cmの線形となります。
円錐花序を出します。
花は白色に紫色の脈がはいり、花冠は深く5裂します。
果実は蒴果です。
〔利用〕
全草に強い苦みがあり、薬用にされます。
〔栽培〕
増殖は実生によります。
水はけと水もちのよい土壌を好みます。
秋~春は日向に置きますが、真夏は半日陰に移して土の乾燥を防ぐとよいです。
水やりは水切れしないよう注意し、春から秋は土の表面が乾いたらたっぷりと与え、冬も完全に乾かない程度に潅水します。
施肥は元肥を施せば特に必要ありません。
病虫害は特にありません。
〔備考〕
千回振り出しても苦みが消えないことが名の由来です。
名前
センブリ(千振)
生活型
一年草、越年草
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
3月、4月、5月、11月、12月
花咲く季節
8月、9月、10月、11月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
日本(北海道西南部~九州)、朝鮮
形状
草丈・樹高
50〜200mm
葉の形
単葉(不分裂葉)、線形
葉の生え方
対生、根生
縁の形
全縁
葉の特記事項
花のつき方
円錐花序
花弁の数
花の色
桃、白
花径
15〜20
花序の長さ
実の色
葉の色
緑
種苗の入手難易度
低
種苗の入手形態
種子、苗
苗の流通時期
繁殖方法
種
日照条件
日向、半日陰
水分の必要性
普通、湿潤
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
耐寒性
用途適性
鉢植
ハーディネスゾーン
病害
虫害
香り
味覚
食用
毒性
有用
薬用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
21397
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