EVERGREEN - エバーグリーン

植物図鑑

ミヤマホツツジ

ホツツジ属 ミヤマホツツジ
学名: Elliottia bracteata

〔基本情報〕
亜高山~高山の林縁や低木林内でみられる高さ0.3~0.5mの落葉低木。
株元からよく枝分かれします。
若い枝は無毛で、稜はほぼありません。
葉は互生する単葉で、長さ1~5cm、幅0.7~2cmの倒卵形、葉先はまるいかわずかに凹み、葉の基部は徐々に狭くなって葉柄に流れます。
葉の縁は全縁です。
枝先に総状花序を出し、3~20個の花をまばらにつけます。
花序の基部には苞葉があります。
花は淡い紅色を帯びた緑白色で、花冠は深く3裂し、裂片の先は反り返ります。
雌しべは花の外に長く突き出して上に曲がります。
萼は基部まで5裂します。
果実は扁球形の蒴果で無柄です。

〔栽培〕
増殖は実生、挿木によります。
日向~半日陰で風通しがよく、水はけのよい酸性土壌を好みます。
水やりは夏場に水切れしないよう注意し、鉢植えの場合は土の表面が乾いたらたっぷりと与え、地植えの場合は晴天が続いて乾燥しない限り降雨にまかせます。
施肥は寒肥として有機質の肥料を施します。
病虫害は特にありません。

名前
ミヤマホツツジ(深山穂躑躅)、ホナガミヤマホツツジ(穂長深山穂躑躅)
生活型
低木
常緑・落葉
落葉
広葉・針葉
広葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
11月、12月、1月、2月、3月
花咲く季節
7月、8月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
日本(北海道、本州中北部)、南千島、千島列島
形状
分枝
草丈・樹高
300〜500mm
葉の形
単葉(不分裂葉)
葉の生え方
互生
縁の形
全縁
葉の特記事項
花のつき方
総状花序
花弁の数
花の色
緑、桃、白
花径
花序の長さ
実の色
葉の色
種苗の入手難易度
種苗の入手形態
苗の流通時期
繁殖方法
種、挿木
日照条件
日向、半日陰
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
土壌酸度
酸性
耐候性
耐寒性
用途適性
盆栽、鉢植、公園・庭園
ハーディネスゾーン
病害
虫害
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
指定植物
日本固有種
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
検索サイトの検索キー
コメント
エバーグリーンポストでの記事

「 ミヤマホツツジ 」の投稿写真