植物図鑑
ハイノキ
ハイノキ属
ハイノキ
学名:
Symplocos myrtacea var. myrtacea
〔基本情報〕
山地の林内でみられる常緑小高木。
樹皮は暗赤褐色です。
若い枝は緑色で無毛です。
葉は互生する単葉で、長さ3~7cm、幅1~3cmの卵形~広卵形で、先は尾状にとがり、縁には低い鋸歯があります。
葉柄は長さ0.8~1.5cmです。
葉腋に総状花序を出し、数個の花をまばらにつけます。
花冠は白色で5深裂し、長い雄しべが多数あります。
果実は長さ0.7~0.8cmの狭卵形で、黒紫色に熟します。
〔利用〕
木の灰が媒染料として用いられました。
〔栽培〕
増殖は挿し木によります。
霜が降りない地域であれば露地での植栽が可能です。
日向~半日陰で水はけのよい土壌を好みます。
夏の強い直射日光や強い西日が当たるような場所は避けます。
水やりは鉢植えや地植えでも植えつけ後2年未満の株は土の表面が乾いたらたっぷりと与え、地植えで根づいた株は降雨にまかせます。
施肥は寒肥として有機質の肥料を株のまわりに施します。
病虫害としてはアブラムシ、カイガラムシがあります。
名前
ハイノキ(灰木)、イノコシバ
生活型
小高木
常緑・落葉
常緑
広葉・針葉
広葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
4月、5月、9月、10月
花咲く季節
4月、5月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
日本(本州:近畿地方以西、四国、九州)
形状
直立
草丈・樹高
葉の形
単葉(不分裂葉)
葉の生え方
互生
縁の形
鋸歯
葉の特記事項
花のつき方
総状花序
花弁の数
花の色
白
花径
花序の長さ
実の色
紫、その他
葉の色
緑
種苗の入手難易度
低
種苗の入手形態
苗
苗の流通時期
繁殖方法
挿木
日照条件
日向、半日陰
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
用途適性
鉢植、公園・庭園、コンテナ
ハーディネスゾーン
病害
虫害
アブラムシ、カイガラムシ
香り
味覚
食用
毒性
有用
その他クラフト
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
日本固有種
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
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