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植物図鑑

アフリカホウセンカ

ツリフネソウ属 アフリカホウセンカ
学名: Impatiens walleriana

〔基本情報〕高さ30~60cmになる多年草。
園芸的には一年草として扱われることが多いです。
茎や葉は軟らかく多汁質で、よく分枝します。
葉は互生する単葉で、長さ2.5~13cmの卵形~楕円形、縁にまるい鋸歯があり、鋸歯と鋸歯の間には芒状の突起があります。
長い葉柄があります。
茎の上部の葉腋から総状花序を出し、1~3個の花をつけます。
花は径2.5~5cmで平らに開きます。
長さ3~5cmの距をもちます。
多くの園芸品種が作出され、花色は赤、オレンジ、桃、白あるいは複色など多彩です。
八重咲のものや葉に白や黄色の斑がはいるものもあります。
熟した果実にふれると果実が裂けて種子が飛び散ります。
種子の表面に無数の毛状突起があります。

〔栽培〕増殖は挿し芽によります。
日陰でも育ちますが、日当たりと水はけ水保ちがよい場所を好みます。
乾燥を嫌います。
耐寒性がないので一年草扱いとされますが、冬期に日の当たる暖かい室内で管理すれば冬越しできます。
土の表面が乾いたら水を与えます。夏の水やりは日中を避け、朝か夕方に行ないます。
肥料を好むので元肥のほか、開花期には追肥を施します。
咲き終わった花が残っていると病気の原因にもなるので、こまめに摘みます。
病害虫としては灰色かび病、ハダニ、アザミウマ、アブラムシなどがあります。

名前
アフリカホウセンカ、インパチェンス、インパチエンス、busy Lizzie、balsam、sultana、impatiens
生活型
一年草、多年草
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
5月、6月、7月
花咲く季節
5月、6月、7月、8月、9月、10月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
熱帯アフリカ(ケニア~モザンビーク)
形状
草丈・樹高
300〜600mm
葉の形
単葉(不分裂葉)
葉の生え方
互生
縁の形
鋸歯
葉の特記事項
花のつき方
総状花序
花弁の数
5
花の色
赤、橙、桃、白、複色
花径
花序の長さ
実の色
葉の色
種苗の入手難易度
種苗の入手形態
種子、苗
苗の流通時期
繁殖方法
挿芽
日照条件
日向
水分の必要性
湿潤
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
非耐寒性
用途適性
鉢植、花壇、コンテナ、ベランダ、ハンギングバスケット
ハーディネスゾーン
病害
灰色かび病
虫害
ハダニ、アザミウマ、アブラムシ
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
20295
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