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植物図鑑

マツグミ

マツグミ属 マツグミ
学名: Taxillus kaempferi var. kaempferi

〔基本情報〕モミやツガなど針葉樹に寄生する半寄生性の常緑低木。
株の長さは20~50cmほどです。
若い枝ははじめ褐色の短毛が密にはえますが、のちに無毛となります。
葉は互生する単葉で、長さ1.5~4cm、幅0.4~0.9cmの倒披針形です。
葉先は丸く、葉の基部は次第に狭くなって葉柄にながれます。
葉は両面とも無毛で、全縁です。
葉柄は長さ1~2mmです。
葉腋に短い集散花序を出し、数個の赤い花をつけます。
花は長さ1.5cmの筒形で、先が4裂します。
果実は長さ5mmほどの楕円状球形で、赤く熟します。

〔利用〕果実は食べられ、粘り気があるので、子供がガムのように噛んで楽しみます。
また民間薬としても利用されます。

〔備考〕マツにはえ、グミのような実がつくことが名の由来です。

名前
マツグミ(松茱萸)、マツノヤドリギ、マツグイメ、ツゲマツ、マツボヤ、マツムメ
生活型
低木
常緑・落葉
常緑
広葉・針葉
広葉
生活様式
半寄生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
花咲く季節
7月、8月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
日本(本州:関東地方・富山県以西、四国、九州)
形状
分枝
草丈・樹高
200〜500mm
葉の形
単葉(不分裂葉)
葉の生え方
互生
縁の形
全縁
葉の特記事項
花のつき方
集散花序
花弁の数
花の色
花径
花序の長さ
実の色
葉の色
種苗の入手難易度
種苗の入手形態
苗の流通時期
繁殖方法
日照条件
水分の必要性
土の必要性
土壌酸度
耐候性
用途適性
ハーディネスゾーン
病害
虫害
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
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