植物図鑑
ニワナズナ
ニワナズナ属
ニワナズナ
学名:
Lobularia maritima
〔基本情報〕
原産地では日当たりがよく乾いた砂地などに群生し、高さ5~30cm、株幅20~30cmになる多年草。
高温多湿に弱いので、日本では一年草として扱われます。
茎は基部からよく枝分かれして半球状に茂ります。
葉は互生し、線形~披針形で毛が多くはえ、縁は全縁です。
茎先に散房花序または総状花序を出し、花序ははじめコンパクトな半球状ですが、果実期には長くのびます。
花は4弁花で芳香があります。
〔栽培〕
増殖は実生、挿芽によります。
発芽適温は15℃で、暖地では秋播き、寒冷地では春播きとします。
日当たりと水はけ、水もち、通気性のよい土壌を好みます。
酸性土壌を嫌います。
霜にあたると株が傷むので、霜除けが必要です。
高温多湿に弱いため、夏越しさせたい場合は梅雨頃に株元近くまで切戻します。
水やりはやや乾燥気味のほうがよく、土が乾いたらたっぷりと与えます。
施肥は元肥として緩効性化成肥料を施し、開花中に薄めた液肥を1~2週間に1回施します。
春の開花後に高さ1/3くらいまで切戻すと二番花が楽しめます。
病虫害としては菌核病、アブラムシなどがあります。
名前
ニワナズナ(庭薺)、アリッスム、アリッサム、スイートアリッサム、sweet alyssum、sweet alison、alyssum
生活型
一年草、多年草
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
花咲く季節
2月、3月、4月、5月、6月、9月、10月、11月、12月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
地中海沿岸地方
形状
草丈・樹高
50〜300mm
葉の形
単葉(不分裂葉)
葉の生え方
互生
縁の形
全縁
葉の特記事項
花のつき方
総状花序、散房花序
花弁の数
4
花の色
赤、紫、桃、白
花径
花序の長さ
実の色
葉の色
緑
種苗の入手難易度
低
種苗の入手形態
種子、苗
苗の流通時期
繁殖方法
種、挿芽
日照条件
日向
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
土壌酸度
アルカリ性、中性
耐候性
耐潮性
用途適性
鉢植、花壇、公園・庭園、コンテナ、ベランダ、ハンギングバスケット
ハーディネスゾーン
病害
菌核病
虫害
アブラムシ
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
24292
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