「アガサ・クリスティー」「オスカル・フランソワ」「アンドレ・グランディエ」「マイ・バレンタイン」「モナ・リザ」「天津乙女」……。
何を思い浮かべられるでしょうか。
実はこれらはすべて、バラの名前です。
バラは、品種登録されているだけでも3万種とも4万種以上ともいわれおり、さらに毎年、何十種類もの新しいバラが生み出されているというのですから驚きです。
また、バラの分類は、樹形、香り、花の形などによりますが、加えて生み出された時期で、「モダンローズ」「オールドローズ」「原種」とされているようです。
人との関わりも古く、人類の知られている歴史の中で最も古い作品の一つといわれる「ギルガメシュ叙事詩」に登場しています。さらに、クレオパトラやナポレオンに愛され、マリーアントワネットや皇帝ネロが国を傾けた原因の一つにバラがあげられるなど、バラについての話題はキリがありません。
華やかな香り、豊かな色、多様な咲き方や形など、人それぞれの好みに合うところが存在するのも、魅力の一つなのかもしれません。
ずいぶん昔に育ててみましたが、バラは毎日の世話がとても重要で、私はコツコツと世話を重ねることができませんでした。今でもバラへの憧れは薄らいでいませんが、育てることには白旗をあげ、もっぱら観て楽しんでいます。
- バラの花言葉:「愛」「美」
このほか、色によりさまざまな花言葉がある
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(エバーグリーン編集部 愛垣)
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