[フラワーアレンジメント]バレンタインデーのお花をつくろう 〜 2月の子ども花教室|チョコレート|エバーグリーン

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高橋植物園で毎月開催している子ども花教室、2月はバレンタインデーのお花を作って家族にプレゼントしようというテーマです。子どもたちには、「大好きなお父さんやお母さんにプレゼントするお花を作ろう」と提案しました。

 

「チョコレート」にこだわって花をアレンジ

さてまずは、今回は使った花材は次のとおり。「チョコレート色、チョコレートの香り!?」にこだわって花を集めてみました。

今回の花材料

今回の花材料

今回のラインアップは、

  • 明るい茶色のアンティークというガーベラ
  • 少し優しい感じを出すためのクリーム色のストック
  • 香りもまさにチョコレート、色もチョコレート色、名前も今回のテーマにぴったりのチョコレートコスモス
チョコレートコスモス

チョコレートコスモス

  • ふわふわで茶色のさわり心地が気持ちいい猫柳という枝もの
ネコヤナギ

ネコヤナギ

  • チョコレート色の蕾を持ったガマズミという枝もの
  • グリーンの葉にチョコレート色の筋の模様が入っておいしそうな名前のチョコワッフルゼラニウムというハーブ
チョコワッフルゼラニウム

チョコワッフルゼラニウム

  • 名脇役のシルバーグレーのユーカリ
  • 輪っかにしたり、切り分けたりと便利で長い80センチ!のアイビー

お花の紹介をすると、「大きいお花と小さいお花、かたちが似てるね!」と気付いた子がいました。そうです! ガーベラとチョコレートコスモスは同じキク科です。「よく観察しているな―」と感心してしまいました。

 

いよいよアレンジ開始! まずは器を決めるところからです。ハートの陶器を選ぶ子もいれば、チョコレート色の缶をとる子、また、アンティークな雰囲気の大きめの缶を選ぶ子、個性が表れます。

器が決まったら吸水スポンジをセットして、グリーンを挿していきます。今までに何度か経験している子どもたち、手慣れたものです。

 

アレンジするときの6つのポイント

子どもたちに伝えたポイントは6つです。お家でアレンジされるときの参考にしてくださいね。

  1. 茎は斜めに切ってね
  2. 柔らかい葉物を挿すときは、茎の下の方を持ってそーっと挿そうね
  3. 茎は1~2センチ以上スポンジに挿してね。やわらかいガーベラやチョコレートコスモスの茎を挿すときはやさしくね
  4. 細くて硬い枝の猫柳を切るときは、よく切れるハサミの刃の奥の方で切ってね
  5. 先に挿したグリーンをよけながらお花を挿してね
  6. 出来上がったお花は、できるだけ寒いところに飾ろうね。2、3日ごとにお水を足してあげれば長持ちするよ

 

まずはグリーンから

まずはグリーンから

緑の間をお花で埋めていきます

緑の間をお花で埋めていきます

グリーンや花を挿し終わったら、輪っかやハート型にしたアイビーを飾って出来上がり!

 

個性あふれるアレンジが出来上がりました。

個性あふれるアレンジが出来上がりました。

 

今回はチョコレート色にこだわりましたが、赤やピンクのお花もバレンタインデーには人気があります。好きな色のお花で、花を束ねたりアレンジしたりして、ぜひ大切な人にプレゼントしてくださいね。最後に心を込めたメッセージをお花に添えるのも忘れずに。

(高橋植物園 高橋さやか)


緑の間をお花で埋めていきます