白やピンクなどの花が風に揺れている姿を目にすると、思わず足を止めてうっとり眺めたくなるコスモス。読者のなかには「薄紅の〜コスモスが〜秋の日の〜〜〜・・・」というフレーズが思い浮かぶ方もいらっしゃるかもしれません。
秋の花コスモス
日本の風景にすっかり馴染みとけこんでいるコスモスですが、原産地はメキシコの高地。日本に入ってきたのは明治20年といわれているので、日本では歴史の浅い植物といえるかもしれません。もともとは、日照時間が短くなると咲く短日植物のため、秋に楽しむ花でした(和名「秋桜」の由来といわれています)。しかし、近年では、日照の影響が少ない品種が登場し、夏から開花を楽しむことができます。
種類豊富なコスモス
学名はコスモス・ビピンナツス(Cosmos bipinnatus)といい、キク科コスモス属を総称して「コスモス」と呼ばれています。総称と書いたように、コスモスには一般的に知られている「オオハルシャギク(一年草)」や、繁殖力が旺盛で、すでに一部野生化している「キバナコスモス(一年草)」、色や香りチョコレートのようだと近年知名度が上昇してきた「チョコレートコスモス(多年草)」などがあります。
開花時期、色、花径の太さや草丈など、種類も豊富なコスモス。おうちの庭はもちろん、花壇や河川敷、公園など、各地で楽しまれています。これから秋に向かって各地で見頃を迎えるコスモス。今年はどこに足を運びますか?
コスモスの花言葉:「乙女の真心」「調和」「謙虚」
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(エバーグリーン編集部 愛垣)
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